第三回全体会議について、NHKが報じています。
安定的皇位継承めぐり 旧皇族男系男子の養子について各党意見【NHK】
また、10日の会合では、政府側が、対象になり得る旧皇族の男系男子は存在するものの、当事者に対する意思確認は、制度が創設されて以降でなければできないと説明しました。
NHKの報道 政府の説明
・対象になり得る旧皇族の男系男子は存在
・当事者に対する意思確認は、制度が創設されて以降でなければできない
第三回全体会議後、記者会見での馬淵議員の説明 議事整理のための項目①より
1つ目の立法事実(ある法が存在する合理性の根拠となる社会的事実・対象が存在することで法律は作られる)の欠如に関しては、そもそも11宮家の男系男子の子孫という方が、該当者がいらっしゃるのか、その意思は如何なるものなのか。これについては政府は、質問趣意書の答弁を見ましても、「確認していない」という答弁を出されています。内閣委員会での質疑でも、官房長官からも同様の答弁をいただいてますので、確認ができていないという状況であるということ。すなわち立法事実が分からない。
そしてさらにはですね、当然ながら意思の確認もできてないわけですが、また深めて言えば、旧11宮家男系男子の子孫に当たる方、これをどこまで広げていくのかということについても、詰めていないです。
また旧11宮家男系男子以外の皇統に属する方と考えられる方、そこに広げるのかということについても、有識者会議報告書の中には検討した形跡がないということでありまして、やはりここは立法事実を1つ1つ丁寧に定めていかないと、法制度を作れ作れと言っても何1つ、事実関係が分からない中では作れないではないかということを繰り返し申し上げました。
文字起こし 本日3月10日第三回全体会議後 立憲野田代表 馬淵議員 記者会見
政府の胡乱な説明に対し、馬淵議員の理路整然とした文言。議論をさらに進めるべきですね。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
「女性皇族の婚姻後の配偶者及び子の身分について」2月17日第二回全体会議 議事録読み①
「女性皇族の配偶者の方とお子様は皇族とするのが適当」憲法学者の意見をスルー2月17日第二回全体会議 議事録読み②
「女性天皇の議論を何故しないのか」・「男系男子は素晴らしい価値」2月17日第二回全体会議 議事録読み③
「女性・女系天皇の議論というのは出てくる」「准皇族は憲法に反する」2月17日第二回全体会議 議事録読み④
「変化に対応できるものだけが生き残る」「男系男子に限る議論がこの時代にできるのか」2月17日第二回全体会議 議事録読み⑤
1 件のコメント
ダダ
2025年3月11日
旧皇族の男系男子は天皇陛下より年上の高齢者のため、安定的な皇位継承には寄与しません。
また、その方の子孫は産まれた時から戸籍に登録された一般国民で、社会権が保障されています。
違法の養子案をどのように解釈すれば合法となるのか、そんな議論に意義はありません。