トランプ支持者しか居ないなら「敵は永田町に在り!」だ

Post's thumbnail

 今回は堺の茶人の話です。天文法華の乱(京の法華宗徒VS比叡山)によって京を追われた町衆の多くは堺に来ましたが、堺の豪商にも法華宗徒が多く、彼らは自治組織(会合衆)も持っていました。豪商(海運業者)は茶人でもあり、納屋の今井宗久、天王寺屋の津田宗及、斗々屋の千宗易(後の利休)の3名は特に「天下三宗匠」と呼ばれ、後に彼らは織田信長や豊臣秀吉の茶となりました。

 さて、天下一統に向けて戦を続ける信長は配下の武将に与える領地の不足に悩み、「御茶湯御政道」システムを発明しました。茶会の開催を許可制にして茶湯をステータス化し、名物茶器は一国に値すると吹聴しつつ茶器を恩賞とする行き方です。幕臣時代から教養人だった明智光秀は茶湯にも精通し、彼は特に今井宗久と津田宗及を師と仰ぎ、津田は坂本城での茶会に呼ばれたことを『天王寺屋会記』に書き残しています。

 今井や津田には茶人の他に武器商人としての顔があり、いわば権力者と結び付く政商でした。それゆえ信長の「御茶湯御政道」は面白くなかったはずです(※唐物茶器を商う斗々屋だけ得する)。そこで彼らは「天下一統が済んだら明の広大な土地を与えれば良い」と信長に吹き込んだに違いなく、当然ジパング侵略計画を持っていた西葡のバテレンも勧めたはずです。「唐入り」計画を津田から知らされた光秀は、戦国の終わりを望む民と帝のために信長を討伐する決意を固めたはずです。

 ところで、羽柴秀吉は中国攻略のために淡路水軍(三好一族の安宅家が頭)を味方に付けるべく長宗我部に奪われた土地を三好に返させようと信長に働きかけました(※生き方が~参照)が、当時は村上水軍(毛利)を破った九鬼水軍(織田)を引き続き使えたはずであり、従って三好引き込みは光秀対策だったと見て良いでしょう。

 秀吉政商も信長の亡国的侵略計画を支持し、それを止めようと已むに已まれず本能寺を奇襲した光秀は滅ぼされました。法華宗や武器弾薬の輸送を介して三好一族と強く結び付いていた今井や津田は秀吉を支持したはず(後の朝鮮出兵は公約の実践?)であり、光秀の動向が一早く伝わったのも中国大返しが成功したのも海運業者の協力ゆえだと思われます。

 さて、高市早苗はトランプのイラン侵略を全面的に支持し、トランプから「真珠湾を念頭に)奇襲は得意だろ?」と侮辱されてもスルーしました。

 高市「大臣」職を返上せよ!

文責:京都のS

1 件のコメント

    京都のS

    2026年3月31日

     ふぇい様、掲載ありがとうございます。織豊期シリーズ(反時代的な光秀偏愛シリーズ)です(笑)。他は以下です。

    ・「ダンケーさん、寝返るなら今だと思いますよー(棒)」( https://aiko-sama.com/archives/53559 )・・・楠木正成論から明智光秀論に展開
    ・「豊臣家の諸問題から我々が学ぶべきこととは?」( https://aiko-sama.com/archives/65615 )・・・豊臣秀吉の周辺から皇室問題を考える
    ・「ダンケーさん、寝返るなら今だと思いますよー(棒) season2」( https://aiko-sama.com/archives/65949 )・・・筒井順慶からも皇室問題を考える
    ・「世が世なら討伐されて当然の御仁なれど…」( https://aiko-sama.com/archives/66567 )・・・津田信澄からも皇室問題を考える
    ・「生き方が熱かった頃の遺制は温(ヌル)い属国民には許されない!」( https://aiko-sama.com/archives/67774 )・・・細川忠興とガラシャからも考える
    ・「日本国と皇族方を追い込む卑劣漢どもを絶対に許すな!」( https://aiko-sama.com/archives/68767 )・・・荒木村重からも考える
    ・「高市早苗には100ヶ条ほどの折檻状が必要」( https://aiko-sama.com/archives/68981 )・・・佐久間信盛と荒木村重から考える
    ・「天正の宗教戦争と令和の皇統問題」( https://aiko-sama.com/archives/68987 )・・・知られざる上京焼き討ち事件から暴君討伐説へ
    ・「菊も刀も危うくする高市早苗は討伐対象では?」( https://aiko-sama.com/archives/68995 )・・・「本能寺の変」原因に新説「対外防衛説」!
    ・「大輪の花を蕾の段階で摘みたがる輩を討伐すべし!」( https://aiko-sama.com/archives/69318 )・・・明智光秀と妻木熙子の夫婦愛と珠の覚悟
    ・「民と共に在る天皇のエートスは血筋だけでは伝わらない」( https://aiko-sama.com/archives/69544 )・・・後奈良帝の写経と天台座主のクズぶり

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。