【自民党議員に、はがきを送ってみた、強者(つわもの)編】(京都のSさん)

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(ご本人からも言及がありますが)先日、京都のSさんは、京都府の地元議員にハガキを出されたことを、報告いただきました。

で、ここからすごいのは、ハガキを出した議員の事務所をさらに訪問して「皇位の安定継承」を訴えることを実行されたことです。今回は、そのレポートとなります。では、どうぞ<(_ _)>


先日、京都府の参院議員・西田昌司氏にハガキを送ったことを報告しましたが(※上記、参照)、事務所を訪問してスタッフの方と話してきました。しかし、言葉を尽くして説明しても「色んな意見の方がおられますから」「あなたと私で議論してもどうにもならんでしょう?」とにべもない対応でした。なので、西田氏のHPにあったメッセージ投稿フォームから以下のような文章を送りました。

西田先生、京都市○区に住む有権者・○○と申します。先日は葉書をお送りし、また事務所にも伺って秘書の方とお話しさせていただきました。
 ちなみに、私が先生のことを強く意識した最初は議員としてではなく故西部邁先生の弟子として、でした。
 私は国会議員としての先生の活動を応援しております。先生のHPに記載されている政策は経済・戦争・貧困・災害・健康と並んでおり、私は特に先生の経済政策(ケインズ主義)を我が国にとって必要だと認識している者です。しかしながら一点だけ不満があります。皇位継承問題についての言及が全く無いことです。やはり先生は、生涯を掛けて男系継承を訴えた安倍元首相の遺志を尊重しておられるのでしょうか?しかし、故西部先生は産経新聞(2004.7.20)朝刊の正論に「女系女子にも皇位認めよ」という1節を含む文章( https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2003/01291/contents/207.htm )を載せておられました。であれば、男系に固執する態度は師匠の遺志に反するのではないでしょうか?
 先頃、岸田首相は「安定的な皇位継承に取り組む」と所信表明で宣言され、懇談会も立ち上げられました。これを私は大変うれしく思います。ご存じのように、現行典範ルールのままでは次代の皇室には悠仁様お一人しか居られなくなります。「必ず男子を産め!」という圧力の掛かることが目に見えている環境に身を投じる女性が現れるでしょうか?そんな環境に娘を輿入れさせたいと願う親はいるでしょうか?つまり、現行ルールを放置すれば悠仁様の結婚は不可能に近く、従って「女系女子にも皇位継承権を認め」ない限り安定的な皇位継承は絶対に望めないということです。国体・国柄を重視するナショナリストの西田先生になら解っていただけるはずです。どうか岸田首相を支えて皇位の安定継承に向けて邁進されることを希望いたします。
 ところで、現在の岸田政権は安倍派の「政治とカネ」問題により退陣の可能性が高まっており、たとえ内閣が変わったとて自民党に支持が戻るとも思えない状況ですが、たった一つだけ起死回生の奇策があります。それは、愛子様が立太子できる(将来の天皇に即位できる)よう皇位継承制度の改正に踏み切ると発表すればよいのです。ご存じのように国民の8割が女性天皇にも女系天皇にも賛成(=共同通信調べ、読売調べ:7割)だと知られています。8割のサイレントマジョリティーからの支持を取り込む方法はこれしかありません。それこそが師匠の遺志にも適うのだと確信しております。どうか宜しくお願い申し上げます。

・「師匠の思想で以て高弟2名を弾劾ス」( https://aiko-sama.com/archives/18469 )…藤井聡氏と施光恒氏を批判した「愛子天皇への道」サイトの記事。
※蛇足(↑)も付けました(笑)。

7 件のコメント

    京都のS

    2023年12月18日

     ジョージさんのコメを発見しました。師匠を尊敬しているなら、皇室問題に関する師匠の考察も検討すべきだろう?と思ってしまいますよね。

    京都のS

    2023年12月18日

     L.Kさん、私の雑多で多作なブログへの初※ありがとうございます。西部先生の表現者(発言者)グループは反グローバリズムが最大の論点だった時代が長いので、戦後の従米体制さえ批判していればいいと思っていたのでしょう。だから皇室問題も明治から戦前昭和までで十分だと思っていたと見られます。でも「表現者クライテリオン」で「皇室論」を扱うなら、せめて師匠が皇室問題で過去にどう言っていたかぐらい把握してから発言してほしいものです。
     ところでL.Kさん、名古屋開催道場の開演前トークイベントで、西部先生に傾倒するケインジアンとしての私は貴方から、強く厳しく問い詰められた記憶があります。それから私は当サイトで西部先生の復権に力を尽くす戦いに入りました。

    ・「天皇陛下万歳への道程」( https://aiko-sama.com/archives/24139
    ・「歴史から自由になった日本人民は皇室を戴けるか?」( https://aiko-sama.com/archives/22679
    ・「マージナル・マン(境界に立つ人)としての天皇」( https://aiko-sama.com/archives/22463
    ・「男系派ってバカジャナカロカ?」( https://aiko-sama.com/archives/20626
    ・「師匠の思想で以て高弟2名を弾劾ス」( https://aiko-sama.com/archives/18469
    ・「死者の願いと生者の希望」( https://aiko-sama.com/archives/12233
    ・「双系システムの成立過程を考察する」( https://aiko-sama.com/10589-2
     以上が、その戦跡です。

     その後、ライジングのQ&Aにも質問を送り、「西部は直系派だった、弟子どもは堕落したものだな」との回答もいただけました。

    L.K

    2023年12月16日

    確信犯的に男系継承を主張する男系カルト議員・西田昌司へのアプローチ、お疲れ様でした。
    私も西部邁ゼミナールで彼を知ったときには期待していたのですが、一番大事なところで踏み違えてしまっているのは残念なことです。

    基礎医学研究者

    2023年12月16日

    >京都のSさん
    基礎医です。これは、失礼しました(笑)。そうか、小林先生は西部氏自身が敵なときもありましたが、たしかにご自身も影響を受けた、と言われたように、西部イズムの継承者ですね。

    あしたのジョージ

    2023年12月16日

    西田昌司氏は、東京MXテレビの西部邁ゼミナールでよくお見掛けしました。
    西部邁先生を尊敬の眼差しで見ている感じが伝わってきました。
    西部邁先生の意志を受け継いで頂きたいです。

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2023年12月16日

     別の弟子筋の転落(笑)。転落とまでは思ってないですよ?ただ、西部イズムの真の継承者としての小林よしのり先生を敵に回すかもしれないという”事実”をさり気無く提示しただけですよ(笑)。

    基礎医学研究者

    2023年12月16日

    (編集者からの割り込みコメント)ごくろうさまでございました。いや、なるほど。まず、事務所を訪問についてですが、なんとなくこの事務所はスタッフレベルで、女性・女系天皇を容認ということを考えたくない雰囲気を感じますね。例えば、先日のL.Kさんの木原議員の事務所訪問とは、だいぶ様子が異なる印象あり。
     で、そうか。京都のSさん”らしい”と思いましたが、じっかりまとまった意見を伝えたかったのですね(政策や思想的なことも含めて)。まあ、この議員の場合は西部氏の弟子筋だったくらいですから、まとまった文章は読めるのでしょうね。自分、ちょっと”オッ”と思ったのは、別の弟子筋の転落ぶりをあえて示したのは、これはやや挑発的な意味あいもあるのでしょうかね( ̄ー ̄)ニヤリ

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