【論破プレイバック】笹幸恵さんによる倉山満論破⑦

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過去の論破をプレイバック!

週刊SPA!誌上で倉山満が連載している「文章」をジャーナリストの笹幸恵さんが論破し続けていました。その論破の軌跡を「笹ブログ」で振り返ります。

今回も、約1年前の2022年1月27日の論破です。

倉山の元記事はこちらから
今の段階で皇位継承問題について決めておかねばならない理由/倉山満 | 日刊SPA! (nikkan-spa.jp)

有識者会議報告書で提示された旧宮家系国民の養子縁組プランは、憲法違反により不可能なのにもかかわらず珍妙な論を並べ立てる倉山に対し、笹さんの頭に?マークが浮かびます。

話はそこで終わるはずなのに、倉山もまた「皇室はそもそも、人権の例外である」として、天皇や皇族は国民ではないと述べている。
出身母体である「国民」の平等について話をしているのに、養子先である「皇室」の人権を云々したって何の意味もないじゃないか。

それにしても、なぜ男系原理主義者は、出身母体ではなく養子先である皇室に話を転じるのだろう。
論理展開がおそろしく飛躍する。いや、破綻している。
話が論理的につながる文章を書きましょう、というのは作文の基礎で習うはずだが??

そして笹さんはある結論にたどり着きます。

ちょっと考えてみて、ようやく合点がいった。
彼らは、有識者会議が養子の候補とした旧宮家の男系男子孫を、今もなお皇族だと思っているのだ。
だから、14条では「門地による差別」を確かに禁じているけれど、養子候補である人々はもともと皇族なんだから関係がない、皇族は人権の例外だから、と説明するのである。

確かに倉山もこのように述べています。

本来の身分である皇族として生きていただく

そもそも旧皇族の方々は、本来ならば皇族として生まれてくるはずだった方々だ。何も問題はない

<参考>【図解・要約】「皇位の世襲」と「門地による差別」の関係を明快に整理するより

話を意図的にすり替えているのかと思ったけど、単に思い込みだけで書いていたことがはっきりした。
思い込みが激しすぎて、男系原理主義者にしか通じないロジックであることにも気がつかない。

倉山満は日本国憲法下では生きていない。
そして旧宮家の人々が戦後、「国民」として生きてきた歴史も、生活基盤も、友人関係もまるっきり無視、あるいは容易に「変更可」だと思っている。
そうでなければ、「何も問題はない」などというセリフ、出てこない。

そして痛烈なキメ台詞!

他人の人生を操作できると無意識のうちに思っているその傲慢さ、恥を知りなさい。

全文はこちらから
倉山満の論理展開は完全に破綻している。 | ゴー宣ネット道場 (gosen-dojo.com)

1 件のコメント

    京都のS(サタンのSじゃねーし)

    2023年1月24日

     他人の人生を操作できると思った瞬間、そいつは設計主義者(左翼)です。ゆえに暗山マン@ウイークスタイルは分類上「極左」ってことでイイですね(笑)。

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