過去の論破をプレイバック!
週刊SPA!誌上で倉山満が連載している「文章」をジャーナリストの笹幸恵さんが論破し続けていました。その論破の軌跡を「笹ブログ」で振り返ります。
今回は、2022年2月2日の論破です。
倉山の元記事はこちらから
菅義偉前首相が今さらながらに評価される理由/倉山満 | 日刊SPA! (nikkan-spa.jp)
言葉足らずのぶつ切りで、全く脈絡がない倉山満の乱文になかば呆れ気味の笹さん。
「何が言いたいかわからない箇所をいちいち指摘していたらキリがない」と論点を絞って論破しています。
倉山はこんなことを述べています。
伝統と因習は紙一重であり、枝葉の細かいところで変えるべきは変えるべきだが、幹の変えなくて良いものを変えてはならないのは当然だろう。
それに対し、ズバッと論破!
伝統と因習が「紙一重」とは思わないが、枝葉は変え、幹は残していく、という考えには同感だ。
ただし、何が幹か、ということを倉山ははき違えている。
幹とは、男系男子の継承ではない。
皇位の安定的な継承である。
天皇制が将来にわたって続くことである。
そのために必要なこと、変えなくてはならないことは何かを、私たちは議論しているのだ。
にもかかわらず、それに真正面から向き合わずにバッシングがどうの、古い歴史がどうのと、些末なことにばかり目を付けて、これでもかと持論を展開する視野狭窄ぶりは何なのか。単なる自己満足に過ぎず、あまりに内向き。大局を見ろ。
そして倉山はこんな想像力の欠如したことも述べています。
このまま悠仁殿下がご無事に成長、即位。
そして次世代の皇子が即位すれば、日本の歴史は続く。
笹さんは丁寧に論破!
倉山は男系男子(枝葉)に固執するがゆえに皇位の安定的な継承(幹)そのものが揺らぐ、ということに思いが至らないようだ。
この一文で、問題の本質を何も理解していないことが、よくわかる。
悠仁さまが即位したら、ほぼ自動的に次世代の皇子に続く、と言わんばかりだ。
①結婚して、
②お相手が妊娠して、
③無事に出産して、
④それが男の子でなければならない。
単純に考えたって、現状では、この4つのハードルを超えなければならないのだ。
しかも、努力ではどうにもならないことである。
悠仁さまと未来のお妃に、これを強いる権利が誰にあるのか。
最後は、諭すようなキメ台詞で締めています。
ひとりの子供を授かることが、どれほどの奇跡か。
そのぐらいのこと、少しは想像してみなさい。
いい大人なんだから。
1 件のコメント
urikani
2023年1月29日
笹さんのブログ読み返しました。
倉山は笹さんに毎度毎度完全論破されていますが、本人はそのこと認められないのでしょうかねー?
「女なんかに」負けを認めるわけないか。
しかしこやつの幼稚っぷりにはおどろきまちたよ〜
o( ̄◎ ̄)o バブゥ
SPAに潰されたよしりんVS倉山はもう実現しないんでしょうか。
まぁやったらどうなるかを考えたら、潰すしかないのも分かりますが。