<社説>皇族数確保案 課題先送りが「総意」か【北海道新聞】〈社説〉皇位継承の安定 「見切り発車」許されぬ【中日・東京新聞】<社説>皇族数の確保 養子案への懸念拭えない【熊本日日新聞】高知→北海道→熊本→徳島→山梨→福井→愛知・岐阜・三重・東京→鹿児島→北海道・佐賀・京都→福岡・愛媛→長野→岡山→高知→北海道・愛知・岐阜・三重・東京・熊本

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愛子天皇を阻む養子案が提示された全体会議について、北海道、中日・東京、熊本日日新聞も社説を出しています。

<社説>皇族数確保案 課題先送りが「総意」か【北海道新聞】

与党は今国会での皇室典範改正を目指すが、養子案は憲法との整合性や世論の理解といった課題が解消されていない。女性の身分保持案も配偶者と子を皇族とするか明記しなかった。重要な論点を政府に委ねた形だ。

さらに問題なのは、最も重視すべき女性・女系天皇を含む皇位継承の安定化策を議論せず、方向性を示さなかったことである。課題を軒並み先送りしたまま法制化を急ぐのは、無責任といわざるを得ない。

象徴天皇制は憲法で「国民の総意に基づく」と定められている。その原則を踏まえ、皇位継承策を先送りせずに一から議論し直すべきだ。
(中略)
報道各社の世論調査では女性・女系天皇容認が大勢を占め、自民党支持層でも7割を超えた例がある。世論と国会議論の乖離(かいり)を放置したままでいいのか。

〈社説〉皇位継承の安定 「見切り発車」許されぬ【中日・東京新聞】

皇族数が減る中、女性皇族が結婚後も皇室に残るのは妥当だが、夫と子の身分が不透明では結婚の障害になりかねない。自民党などの主張通り、夫と子に皇族の身分を与えないことになれば、家庭内に皇族と一般国民が共存する事態になるなど多くの懸念も残る。

一方、養子の対象となる旧宮家は現皇室との共通の男系祖先が室町時代にさかのぼり、近縁関係とは言い難い。憲法擁護や平和への願い、社会的弱者に寄り添う姿勢など皇室が大切にしてきた価値観を受け継げるかは未知数だ。

皇室の養子制度は、門地による差別を禁じる憲法に違反するとの指摘もあり、皇室に対する国民の敬愛が揺らぐ恐れもある。

世論調査では女性・女系天皇を容認する意見が多い。自民党などは男系男子による継承に固執したため、議論は皇族数の確保策に終始し、皇位継承の安定を巡る議論が尽くされたとは言い難い。

国会は「見切り発車」せず、女性・女系天皇の可能性も含めて検討し直すよう求めたい。

<社説>皇族数の確保 養子案への懸念拭えない【熊本日日新聞】

養子の候補となるのは終戦直後に皇籍を離脱した旧11宮家の男系男子だ。家柄や血筋を理由として特別扱いすることになるため、憲法14条が定める「門地による差別の禁止」に抵触する恐れが指摘されている。
(中略)
養子自身は皇位継承資格を持たないといった条件も挙げ、慎重な制度設計を求めている。ただ、憲法上の疑義について内閣法制局が「問題なし」とする一方、衆院法制局は学説上、合憲と違憲がいずれもあると判断している。踏み込んだ検討をしておかなければ混乱が生じかねない。
(中略)
養子案は将来の皇位継承にも影響する可能性がある。養子自身は継承資格を持たないが、自民は「男系維持」の立場から、養子の子どもが男子なら継承資格を持つことは適切と主張している。

女性皇族については、配偶者と子に皇族の身分を与えるかどうかで各党派の意見が分かれている。自民は母方で天皇の血を受け継ぐ「女系天皇」の容認につながるとして反対している。今回の総意案では直接の言及を避け、「必要と認められる場合は所要の措置を講じる」とするにとどめた。女性皇族の意向を十分に尊重しながら議論をする必要があろう。

今回、皇室典範の改正が実現しても皇族数の減少への一時的な対応にすぎない。棚上げにされている女性・女系天皇を含めて議論を重ね、安定的な皇位継承策を追求しなければならない。

「夫も子も皇族に」「憲法違反の養子案に疑義」
「女性・女系天皇の議論で仕切り直し」

朝日、読売、赤旗と同様の主張を、三大ブロック紙の二つと地方紙が
社説で述べている本日6月9日。

そして、養子自身は継承資格を持たないが、自民は「男系維持」の立場から、
養子の子どもが男子なら継承資格を持つことは適切と主張という野望が
中立公平であるべき取りまとめ役によって露わになったことに
野党が懸念を示し、議長は釈明に追われ、メディアによって
集中砲火が浴びせられたこの日。

天皇皇后両陛下の御成婚33年の吉日は、実は
愛子天皇への道を拓く端緒となるのかもしれません。

社説リレーは、北海道3回目、愛知・岐阜・三重・東京2回目、熊本2回目と
さらに続いています。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

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