「立法府の不総意」とも呼べる事態が発生した状況に際して、日経、毎日、大分合同新聞が社説を出しました。
(①女性皇族の婚姻後の身分保持と比べ)問題がより多いのが②の養子案だ。家系を根拠に特定の対象者だけを皇族にすることは、門地による差別を禁じた憲法に反するとの指摘が出ており、違憲訴訟が起こされる可能性もある。
養子に男子が生まれた場合に皇位継承権を持つかどうかは十分議論されず、「総意」にも明記されなかった。にもかかわらず森英介衆院議長は記者会見で、継承権を持つとの趣旨の発言をした。
森氏は「現行法の解釈を述べたもの」と釈明したものの、一部野党が反発したのは当然だ。そもそも旧宮家の子孫と言っても、生まれた時から一般国民の人たちである。それが突然皇族になり、さらにその息子が天皇になる。そうした仕組みが広く受け入れられるのか、養子案にはなお疑問が残る。
(中略)
報道機関の世論調査では女性・女系天皇への支持が多数を占める例が目立つ。男系継承に固執すれば、多くの国民を置き去りにした制度になりかねない。女性・女系を含めた幅広い選択肢の検討が不可欠だ。価値観などの変化が続く現代社会で、皇室のあり方を見つめ直すことにもなるはずだ。
今回、皇室問題への世間の関心が高まった側面もあろう。ここで立ち止まらず、政府・国会は新たな検討の場を設けるなど、国民的議論を促す方策を考えてほしい。
憲法違反で養子の子に皇位継承権を与える養子案に疑義を唱え
女性・女系天皇の議論を促した日経新聞。
(養子案は)約80年前に皇族を離れた旧11宮家の子孫が対象となる。一般国民として生まれ育った人を、敬意の対象として国民が受け入れるか疑問だ。憲法14条が禁じる門地による差別にあたるとの見解もある。男系でたどると今の皇室との血縁は遠く、室町時代までさかのぼらなければならない。
(中略)
そもそも旧宮家出身の男系男子を皇族とする案は、小泉純一郎政権下の2005年にまとめられた有識者会議の報告書で採用されなかった。国民の理解と支持、安定性、伝統のいずれからも問題があるとされたからだ。制度維持のために女性・女系天皇を容認した。
(中略)
毎日新聞の世論調査では、女性天皇への賛成は72%に上る。女性・女系天皇を認めるかどうかも含めて検討しなければ、制度面からも国民の理解の面からも、いずれ行き詰まりかねない。
にもかかわらず、森英介衆院議長は8日の記者会見で、養子に男子が生まれれば皇位継承権を持つと語った。幅広い合意を目指した国会案から逸脱した発言で、男系にこだわる自民の本音が透けて見えた。
(中略)
今回の国会案も小手先の皇族数確保策にとどまり、肝心な問題に正面から答えていない。新たに有識者会議を設けるなど、仕切り直して議論を深めるべきだ。
現在の皇室は「国民とともに」あろうと模索し、その姿が支持されてきた。男系継承という伝統を守ろうとするあまり、人々の意識とかけ離れてしまっては、「国民統合の象徴」にそぐわない。
憲法違反で養子の子に皇位継承権を与える自民の本音を諫め、
女性・女系天皇を認める平成の有識者会議を再確認して
仕切り直しを求めた上で、「国民とともに」あろうとされる
皇室と国民の相思相愛を、男系継承が引き裂くものであると
示唆したように読める毎日新聞
衆参両院の正副議長は全13党派の全体会議を開き、皇族数確保に向け「立法府の総意」を決定した。政府の有識者会議が示した「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する」「旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える」の2案を基本的に容認し、慎重な制度設…
紙面会員のみで、冒頭の一部しか読めませんが、
タイトルからは国民の総意とかけ離れたとりめとめなど
「立法府の総意」などとは呼べないという憤りが伝わる
大分合同新聞。
とんだ茶番劇としか言いようのない④全体会議の翌日に、
社説で国会議員を糺した三紙を賛美します。
これで社説リレーは、大分まで繋がり、
皇室問題への世間の関心が高まることに、
大いに寄与しています。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
2026年3月20日 日経新聞
2026年4月14日 高知新聞 4月15日朝日新聞
2026年4月16日 読売新聞
2026年4月16日 毎日新聞
2026年4月17日 北海道新聞
2026年4月18日 熊本日日新聞
2026年4月20日 山梨日日新聞
2026年4月26日 福井新聞
2026年5月2日 中日新聞・東京新聞
2026年5月7日 南日本新聞
2026年5月12日 朝日新聞
2026年5月13日 毎日新聞
2026年5月19日 北海道新聞・佐賀新聞
2026年5月19日 京都新聞
2026年5月20日 西日本新聞
2026年5月20日 愛媛新聞
2026年5月23日 信濃毎日新聞
2026年5月24日 日経新聞
2026年5月26日 山陽新聞
2026年5月31日 高知新聞
2026年6月9日 読売新聞
2026年6月9日 朝日新聞
2026年6月9日 北海道新聞 中日・東京新聞 熊本日日新聞
2026年6月10日 新潟日報・神戸新聞・沖縄タイムス・中国新聞・西日本新聞・信濃毎日新聞
2026年6月11日 日経新聞・毎日新聞・大分合同新聞
1 件のコメント
daigo
2026年6月11日
日本経済新聞、毎日新聞、大分合同新聞に意見投稿と感謝のメールを送らせて頂きました。社説リレー頼もしいですね〜