
ネット番組「オドレら正気か?」の「大阪は血管の詰まった言論人が多すぎる! 」において小林よしのり先生は「会社は労働者のものか?株主のものか?論争」が負けられない戦いだったと述懐しました。
経済問題に特化して私なりに「タイトル回収」すると、脳血管障害には脳梗塞(血栓が詰まって組織壊死)と脳出血(血管が破れ出血して組織壊死)があり、「会社は株主のもの」と考えるネオリベ派は前者だと思われ、また各疾患は以下のように分類できると私は考えます。
脳梗塞:金流が緊縮(グローバリスト)…国内のカネの流れを止めつつ海外の投資家(株主)に上納する株主資本主義を信奉し、民間企業(技術・人材を含む)も公共部門も国土も外資に売り渡しつつオコボレに預かる売国奴。国際分業体制を志向し、弱者には「自己責任」と言い放ち、侵略されて住めなくなったら「逃亡しろ」と宣う。
脳出血:血染め左翼(マルキスト)…独裁政権にカネを集めて平等分配すれば民は幸福になれるとの建前で動く独善家。金遣いは恣意的(出血サービス)で、革命や体制維持のために大量の流血も伴う。
健全脳:金流は正常(ケインジアン)…金融政策と財政政策を駆使して公共に資する事業に投資しつつ雇用を創出し、国民の完全雇用を目指す財政家。流れが付いてしまえばカネは自然に流れ続ける。
さて、三橋貴明(ケインジアン男系派)氏はデフレ脱却のためには「自転車の一漕ぎ目は政府が踏むべき」と主張し、これは政府が国債発行して公共投資することが「一漕ぎ目」という意味ですが、給料↑や給付金などで得たカネを国民が必要最低限を超えて使うかどうかには「景気の気」が関わっており、従って「一漕ぎ目」は「景気の気」と言うべきです。そして今「景気の気」を最も刺激すると思われるのが「愛子様立太子」だというのが私(ケインジアン双系派)の立場です。また愛子様立太子フィーバーで男尊女卑が解除され、少子化が止まって生産力を担う人口が増えれば、食料・必需品の自給も目指せます。
なお政府のケインズ政策は、日本経済という自転車の「一漕ぎ目」ではなく「走行の安定化」や「目標に向けた加速」にこそ使われるべきでしょう。
ところで、大阪に多い梗塞言論人の朕種として竹田恒泰氏や百田尚樹氏ら皇統男系主義者(男系固執派)も存在しますが、彼らがアホであることは自明なので本論では割愛します。
文責:京都のS
7 件のコメント
京都のS
2025年4月16日
もう一言付け加えるなら、自転車の一漕ぎ目が愛子様の立太子だとして、そこで止まって転倒したくないなら、二漕ぎ目・三漕ぎ目としてケインズ政策(財政政策&金融政策)や産業政策、つまり明確な国家ビジョンが必要となります。政権与党となるべき立憲民主党には、そこまで期待したいのです。
京都のS
2025年4月13日
ジョージ様、※ありがとうございます。
国際的な相互依存を高めれば戦争は起こらないという建前がグローバリズム(世界主義)にはあり、実際の運用面ではグローバル企業群の上層部や大株主が軍事大国の政府を通じて国際ルールを操り(堤未果氏の言葉を借りると政府とグローバル企業は回転扉で行き来できる)、属国群や途上国から収奪できる体制を整えてきました。しかし近年、グローバル企業群の刃が自国民(※中でも白人)をも蝕んでいる現状にムカついたトランプがグローバリズムを止めたがり、それゆえナショナリズム(国民主義)やインターナショナリズム(国際主義)の方へ舵を切ったと見られます。
さて、ここで厄介なのが日本の陰謀論者(トランプ英雄視・親ロシア・反DS・反ワクチン)です。戦争はDS(ディープステート)が起こすと固く信じているため、トランプとプーチンが良い関係を築けば戦争は無くなると信じ込んでいます。今こういう思考法をする人々が9条護憲派(左翼)の中に増えています。また、コロナを過剰に怖がって自粛を要請し、ワクチンも欲しがった左派が、今度は反政府の文脈で反ワクを唱え、日本政府もDSの一味だと言って攻撃しています。オールド左翼としての彼らの思考では天皇もDSの一味ですから、世界同時革命で倒すべき敵ということです。こういう最も危険な一群の思考法に、仮にも西部師匠の弟子である藤井聡氏が騙されて親ロ発言を繰り返したことは悲しむべき出来事でした。
以上、梗塞系ネオリベも出血系左翼も恐るべき病巣であることを強調しておきます。
あしたのジョージ
2025年4月12日
私の亡くなった両親は、共に脳出血と脳梗塞になりました。
経済の話とは関係ないですが。🥹
トランプ関税を機にグローバリズムからナショナリズムへの転換期に入ったような気がします。🤔
経済の話には疎いのでよくわかりませんが、輸入や輸出ばかりをあてにしてられない時代に入ったような気がします。
国内生産や自給自足を本気で考えなくてはいけない時代になったと思います。
防衛に関してもアメリカに守ってもらう事はもう考えられないと思うので、核保有の話を本気で考えなくてはいけないと思います。
そういう色んな面で時代の大転換期がやって来たと思います。
皇位継承問題もですが。🤔
京都のS
2025年4月12日
ちなみに、れいわ新選組代表・山本太郎氏が経済問題で教えを乞うたのが三橋貴明(ケインジアン男系派)氏ですが、山本氏は三橋流のケインズ政策をマスター(山本は血管の詰まった橋下徹を論破できるほどの経済通になった)しても、三橋氏の皇統男系主義には全く染まらず、皇位継承問題に関する全体会議でも「れいわ」は女性・女系天皇に賛成の立ち位置を貫いています。
ただ、ケインズ政策の本分はカネを配ることには無く、完全雇用を達成する(生産力を挙げる)ことに有るという点だけは押さえていただきたいものです。。
京都のS
2025年4月12日
ご教示様、※ありがとうございます。株主資本主義を最も批判してきたのは、小林先生を除けば、西部グループ(中野剛志・藤井聡・西田昌司…)でした。三橋は中野・藤井とつるむことが多いのですが、彼は西部師匠の弟子では無く、しかも出自が中小企業診断士ですから企業のトレンドには逆らえません。また経済団体や日本会議と関係の深い企業人と付き合ううちに男系固執度を高めたはずです。
ところで参院議員の西田昌司氏は税理士ですから、企業人との付き合いもあるでしょうが、西部師匠のネオリベ批判に浴していた分だけ株主資本主義にも否定的です。でも皇統男系主義からは抜けきれなかった(師匠は双系派なのに!)ようです。
宜しければご教示下さい
2025年4月12日
一見、庶民の味方をしているように見える三橋貴明氏にせよ国民民主党の玉木代表や財務省デモも根本の原因である「株主資本主義」への批判をしていません(三橋貴明氏は偶に自身のメールマガジンに載せる程度)。
「会社は従業員のもの」に回帰しない限り、そもそもの労働意欲や愛社精神が戻らないと思います。
それが無理と言うなら、愛子様立太子等の大々的な祝儀で国全体を盛り上げるしかない。
京都のS
2025年4月12日
掲載ありがとうございました。ケインジアン男系派のついでにネオリベ緊縮派も斬るシリーズの第20弾です。大阪に多い血管の詰まった梗塞系芸人についてです。
第1弾~第19弾は以下です。
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する!1st season」( https://aiko-sama.com/archives/36871 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する!2nd season」( https://aiko-sama.com/archives/37083 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する!3rd season」( https://aiko-sama.com/archives/38400 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する!4th season」( https://aiko-sama.com/archives/42223 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 5th season」( https://aiko-sama.com/archives/43664 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 6th season」( https://aiko-sama.com/archives/46020 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 7th season」( https://aiko-sama.com/archives/46118 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 8th season」( https://aiko-sama.com/archives/46543 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 9th season」( https://aiko-sama.com/archives/46734 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 10th season」( https://aiko-sama.com/archives/46928 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 11th season」( https://aiko-sama.com/archives/46948 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 12th season」( https://aiko-sama.com/archives/47573 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 13th season」( https://aiko-sama.com/archives/47597 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 14th season」( https://aiko-sama.com/archives/48337 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 15th season」( https://aiko-sama.com/archives/48744 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 16th season」( https://aiko-sama.com/archives/50146 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 17th season」( https://aiko-sama.com/archives/50633 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 18th season」( https://aiko-sama.com/archives/51972 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 19th season」( https://aiko-sama.com/archives/52872 )
他にケインズ主義について書いた記事は以下です。
・「インペリアル・グローバリズムという悪夢2」( https://aiko-sama.com/archives/33381 )
・「時処位の変化と制度改革」( https://aiko-sama.com/archives/32084 )
・「歴史から自由になった日本人民は皇室を戴けるか?(下)」( https://aiko-sama.com/archives/22681 )
・「権力者・愛子天皇の治世を仮想してみれば…」( https://aiko-sama.com/archives/22571 )
・「齟齬が生じたなら万難を排して改めよ!」( https://aiko-sama.com/archives/34107 )
・「思想マトリックスに皇統問題を加味してみた(表)」( https://aiko-sama.com/archives/29761 )
・「博愛と競合の間(余)~圧倒的に節度が足りない!」( https://aiko-sama.com/archives/37381 )
・「合理と感情の間~良識なき言論人を葬送せよ!」( https://aiko-sama.com/archives/38156 )