「男系=伝統」という特級呪物を解呪せよ!

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 「我らの還るべき地平~」にて水主神社(京都府城陽市:祭神は天火明命と後裔たち)を紹介しましたが、性質が近いと思われる飛騨国一之宮・水無神社(岐阜県高山市)は水無大神(水主神・作神)を祀っており、その内訳は御歳大神・大己貴命・神武天皇・応神天皇・天火明命・三穂津姫命・高照光姫命・大歳大神・大八椅命ら15柱であり、つまり大国主夫妻や饒速日(=天火明≒大歳)一族といった旧支配者を祀る社です(※「戦後の3代目は~」参照)。ちなみに大八椅命は火明の10世孫で斐陀(飛騨)国造家の始祖です。また高山市には二之宮神社(祭神は天照国照火明命・応神天皇・大八椅命)もあり、両社とも15代’・応神帝を祀っています。

 さて、四道将軍の大彦は北陸道を進軍中に少女の不吉な歌を聞いて引き返し、百襲姫の占いで武埴安彦と吾田姫の謀叛が発覚したため、五十狭芹彦(吉備津彦:百襲姫の弟)が吾田姫を討ち、大彦と彦国葺(和爾氏の祖)が武埴安彦を討ったとされます。ちなみに本シリーズでは欠史八代がノーカウントのため、「初代・神武=10代・崇神」「大彦=高倉下」とし(※「愛子天皇へ続くべき~」を参照)、また「百襲姫=玉依姫」とします(※「我らの還るべき地平~」参照)。そして「記紀」が武埴安彦を討ち取った功績を全て彦国葺に帰したがる理由は、例の如く和爾出身の稗田阿礼による粉飾だと思われます(※「空前絶後の粉飾~」参照)。

 また和爾出身の武振熊は、神功天皇の御世武内宿禰と共に忍熊王(応神帝の異母兄)を討ち、仁徳天皇の御世に飛騨で両面宿儺(双頭八肢の怪物:実は飛騨国造家?)を討ったとされますが、越前国二之宮・劒神社(福井県丹生郡)の社伝によれば忍熊王は越で賊を討った英雄とされ、両面宿儺も皇命に背いて飛騨の民を守った英雄とされます。しかし、阿礼が和爾系を賞賛しつつ敵をデモナイズ(悪魔化)したせいで、21世紀では「宿儺=呪いの王」です。なお飛騨には天火明や応神帝を祀る社の他に賀茂系の社も多く、ここでも饒速日と賀茂氏と息長氏の絆が伺えます。

 さて、男系派極左反天皇極左「愛子天皇派=双系派」を「女系派」呼ばわりしようが秋篠宮家との分断を図ろうが、高市マジックが解呪された常識的な庶民なら圧倒的に愛子天皇を推すはずです。和爾氏から敵視された人物を逆賊と思い込むのと韓鶴子から敵視された庶民を「パヨク」と呼び続けるのとは同根の愚行です。

文責:京都のS

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