「光る君へ」から皇族女子の生き辛さを思う 24th season

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 「光る君へ」では、三条帝(木村達成)VS藤原道長(柄本佑)の権力闘争が激化しています。三条帝は研子(藤原道長と源倫子の次女:倉沢杏菜)が入内する前から妻としていた娍子(朝倉あき)を寵愛し続け研子と娍子を同格にし、研子は研子で三条帝と娍子との子・敦明(阿佐辰美)にモーションをかけたり三条帝の渡りが無い寂しさから贅沢三昧・宴三昧の日々を送ったりでした。

 ここで連想されるのは、フランス革命前のマリー・アントワネットです。マリーの「パンが無ければお菓子を食べればいい」発言は嘘であり、王族が贅沢三昧して倫理的にも乱れているという噂は三文文士が市中に流したものであり、それらを信じたパリ市民が暴発したこともフランス革命の一因でした。

 劇中の研子は「米が無いなら椿餅を食べればいい」と言いかねないキャラ造形ですが、現代日本の皇室にマリーや研子のような人物が居るはずは無く、居られるのは『誡太子書』を座右に置く今上陛下や進学・留学より日赤の青少年ボランティア課への就職を選ばれた愛子様たちだけです。同時に皇族方を政治利用したい政治屋と皇族方を飯の種にしたい売文屋も跋扈していますが。

 さて、道長が諸々のストレスから病に倒れた頃、「道長の病を喜ぶ者を挙げる怪文書」が宮中に出回り、そこには藤原道綱(上地雄輔)・藤原実資(秋山竜次)・藤原隆家(竜星涼)・藤原通任(古館佑太郎)らの名が記されていました。彼らに共通するのは道長と疎遠であったり三条帝に近かったりする公卿です。また、怪文書には道長VS三条帝で旗幟を鮮明にしていない藤原顕光(宮川一朗太)と藤原公季(米村拓彰)の名が有りませんが、逆に日和見を決め込む彼らこそが怪文書を撒いた真犯人かもしれません。

 ここで連想されるのは、衆院選前のアンケートで「女性・女系天皇の賛否に無回答」「女性はいいけど女系はね」と旗幟鮮明にしなかった政治屋たちです。彼らは吹く風次第で態度を変える卑怯者と言えますが、世間の空気に従う習性の日本人にあっては、女性女系公認の方向に風向きが変わった際の頭数として重要です。しかし「女系天皇に賛成」と答えながら「悠仁様の後で」「匍匐前進で」と言う騙し討ちみたいな態度の輩は絶対に許されず、最早こうした革命派落選運動の対象です。信じられるのは「国会の中心で愛子天皇を叫ぶ」議員だけです。    (文責:京都のS)

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