「光る君へ」から皇族女子の生き辛さを思う 25th season

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 「光る君へ」11月10日放送回では、まず三条帝(木村達成)に入内した研子(藤原道長の次女:倉沢杏菜)が皇女・禎子を出産し、史実では父・道長は皇子じゃなかったことを残念がった(劇中ではスルー)そうです。また、藤原道長(柄本佑)の嫡男・頼道(渡邊佳祐)の嫡妻・隆姫女王(村上帝の孫:田中日奈子)に子が出来ないため、父も母・源倫子(黒木華)も頼通に妾を持つことを勧めました。研子の女児出産を喜ばなかった道長のエピソードは愛子様誕生時の宮内官僚や男系派言論人の態度が重なり、劇中の断固として妾を拒む頼通の態度(史実では対の君という妾アリ)は戦後の皇族方を想起させました。

 さて、三条帝の眼病が進んだことを理由に、道長は東宮・敦成親王(道長の孫:濱田碧生)への譲位を迫り、権力のために手段を選ばない道長に「ご意見番」藤原実資(秋山竜次)が苦言を呈し、そこから2人が政治問答を繰り広げるシーンが今回の白眉でした。実資が「左大臣殿が思う政とは?」と問うと、道長は”まひろ”(吉高由里子)との約束を胸に「民が幸せに暮らせる世をつくること」と答え、これに対し実資は「幸せなどと曖昧なものを求めることが我々の仕事ではない…朝廷の仕事は何か起きた時に真っ当な判断ができるよう構えておくこと」と返しました。これは対馬・壱岐・博多津に異民族の賊が来襲する刀伊入寇の伏線だと思われます。大宰権帥として着任した藤原隆家(竜星涼)が刀伊の賊を撃退し、隆家と仲の良い実資は先んじて戦況を知り得たため、道長・頼通よりも冷静に対処できました。現在の日本政府は中露との緊張関係が高まった時に真っ当な判断が出来るとは全く思えませんが。

 問答の続きで道長が「を持つことで私は私を支えてきた」と言うと、実資は「を追いかける者がを持つと志そのものが変わっていく」と返しました。志も無いまま議員に成れた人が外国発のカルト(統一協会)志(男系固執)を注入され、そのまま権力を持つと故安倍晋三元首相のような売国奴が完成しました。また「変人」と呼ばれた小泉純一郎元首相は「自民党をブッ壊す」とのを叫び、それがアメリカ様に都合よく変容したら「郵政民営化」に一元化されましたが、それでも平成17年の有識者会議報告書(女性・女系天皇容認)を小泉内閣が受容した件は、自民党内の男系派世間を一部でも壊せたゆえでしょうか。    

文責:京都のS

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