社説 内閣支持率下落 謙虚さを備えた政権運営に【読売新聞】<社説>首相の政治姿勢 「一方通行」が目に余る【北海道新聞】社説 内閣支持率下落 首相の独善への警鐘だ【中日・東京新聞】特別国会が閉会 熟議と合意の原点に返れ【福井新聞】【内閣支持率低下】国民の批判に向き合え【高知新聞】

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国会閉幕に際する内閣支持率低下と改悪皇室典範について、読売新聞、北海道新聞、中日・東京新聞、福井新聞、高知新聞が社説を出しています。

社説 内閣支持率下落 謙虚さを備えた政権運営に【読売新聞】

特別国会で成立した改正皇室典範などについては、問題点が多く指摘された。にもかかわらず、説明が不十分なまま成立を急いだことへの批判の表れだろう。
高市首相は謙虚に政権運営にあたらねばならない。
読売新聞の7月の世論調査で内閣支持率が57%となり、昨年10月の内閣発足以降で最低となった。前月の調査より12ポイント下がった。
首相は記者会見で、支持率が大幅に下落したことを受けて、「謙虚に 真摯 しんし に、国家国民のために仕事をしていく」と述べた。
調査では、首相が改正皇室典範などに関して国民に十分に説明していると思わない、との回答が62%に上った。旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎えるのを可能にしたことについて、「評価しない」の方が多かった。
象徴天皇制の根幹にかかわる重大な制度変更だったが、衆参両院の質疑時間は計6時間余りであった。多くの国民が納得を得るに至っていないことを示している。
皇室典範を再改正して、女性の天皇を認めることに「賛成」と回答した人は85%に達した。
首相は衆院予算委員会で、安定的な皇位継承策を議論する新たな有識者会議の設置について「ただちに考えていない」と述べたが、改正皇室典範が抱える欠陥を放置してはならない。

問題だらけの今国会閉幕に際し、筆頭に改悪皇室典範を挙げ、
もっとも暴落した自社の内閣支持率の12ポイントの原因であると示唆し、
ただちに皇室典範を改正して、女性天皇、すなわち
愛子天皇を実現する有識者会議を設置を求め、
男系男子限定の欠陥の放置をゆるさない姿勢を示した読売新聞。

<社説>首相の政治姿勢 「一方通行」が目に余る【北海道新聞】

首相が内閣支持率下落について「原因は分からない」と述べたのに対し、中道改革連合の階猛幹事長は「国民と国会を軽視し、SNSと維新を重視しすぎたツケだ」と指摘した。

政策の優先順や独善的な姿勢が不信を招いていることに正面から向き合うべきだ。

首相の国会軽視の姿勢はこの日も変わらなかった。

改正皇室典範を巡っては付帯決議に基づき、女性天皇を含む皇位継承のあり方を検討する有識者会議を早急に設置するよう求められたが、否定した。

内閣支持率下落の要因となるSNSの一方的な主張を発信と
付帯決議に基づいた有識者会議の設置を否定する首相の姿勢を糺し、
愛子天皇を実現する皇室典範への道を促した北海道新聞。

社説 内閣支持率下落 首相の独善への警鐘だ【中日新聞】

〈社説〉内閣支持率下落 首相の独善への警鐘だ【東京新聞】

共同通信による25、26両日の調査で内閣支持率は53・7%(前月比2・1ポイント減)、読売新聞は57%(同12ポイント減)、日本経済新聞は58%(同10ポイント減)でいずれも昨年10月の高市内閣発足後、最低だ。

中道改革連合の階猛幹事長は27日、衆院予算委員会の閉会中審査で、高市政権が国旗損壊罪や「副首都」構想関連法の審議を優先させたことに触れ「暮らしを後回しにした。国民と国会を軽視したツケが回ってきた」と批判した。
(中略)
階氏は皇室典範改正を受け、女性・女系天皇の是非を含む皇位継承策を議論する有識者会議を早急に設置するよう求めたが、首相は「直ちに新たな会議を設置する考えはない」と一蹴した。

典範改正の目的は皇族数の確保であり、衆参両院の委員会が採択した付帯決議は、安定的な皇位継承策を「引き続き検討する」と明記している。政府が皇位継承の議論を拒むなら、「立法府の総意」を逸脱して典範に盛り込んだ男系男子による継承を固定化する意図があると疑わざるを得ない。

内閣支持率の下落、発足後最低を招いたのは、
国民と国会軽視との国会質疑を引用して示し、
改定典範の目的が皇族数であるにも関わらず、
有識者会議の設置を一蹴し、議論を拒む政府の
男系継承の固定化の意図を弾劾した中日・東京新聞。

特別国会が閉会 熟議と合意の原点に返れ【福井新聞】

焦点の改正皇室典範は「国民の総意」に反するとの批判があったものの、短時間の審議で成立した。戦後に皇籍を離脱した旧宮家の男系男子を養子に迎え、その男性子孫に皇位継承資格を付与する方策は、憲法で定める法の下の平等との整合性や、国民的な理解が得られるかなど多くの懸念を残した。皇室のあり方は政党間の「数の力」で決めるべきではない。衆参両院の正副議長のもと「立法府の総意」を模索するのが慣例とされてきた。野党の反対を押し切ったことは将来に禍根を残すことにならないか。
(中略)
各種世論調査で内閣支持率に陰りが見え始めた。熟議を欠いた国会運営や物価対策など暮らしの課題を後回しにした不満のあらわれではないか。

改定皇室典範を国会の焦点とし「養子の子を天皇に」する方策に、
憲法違反の疑義と国民の理解を得られない懸念を示した上で
内閣支持率の下落との相関を指摘した福井新聞

【内閣支持率低下】国民の批判に向き合え【高知新聞】

報道各社の世論調査で内閣支持率は下落傾向にある。高市早苗首相は原因は分からないとし、国民の気持ちとして参考にするという。真剣に向き合う必要がある。
(中略)
改正皇室典範は、旧11宮家の男系男子を養子として皇室に迎え、子孫の男性には皇位継承資格を付与する。皇族数確保を優先し、衆参両院がまとめた「立法府の総意」には含まれていなかった。
 女性・女系天皇の是非を含む皇位継承策を議論する有識者会議の設置を問われた首相は、直ちに設置する考えはないとした。男系男子の皇位継承を堅持する方針だ。
 世論調査では、女性天皇を認めることに8割強が賛成し、内閣支持層でも77%に上る。象徴天皇制は国民の総意に基づく。議論の継続が求められる。
 首相は衆院選で「国論を二分する政策」に意欲を示した。特別国会では、タカ派色の強い「国家情報会議」創設法や日本国旗損壊罪法を成立させ、皇族数確保に向けた皇室典範の改正などにこぎ着けた。
 だが、改正典範は、世論の半数近くが国民の理解を得られないと考えている。

内閣支持率下落の原因が分からないとする首相に
女性天皇賛成が内閣支持層でも77%に上ること、
改悪典範に国民の理解が得られていないことを突きつけ、
国民の総意に基づく女性・女系天皇、すなわち
愛子天皇を実現するためのの議論を
二日連続の社説で求めた高知新聞。

内閣支持率下落は、改悪皇室典範の影響大であるとし
再改正を促した各紙を賛美します。

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社説リレーは、37/47都道府県に広がりました。

①高知9回(高知新聞)③長野8回(信濃毎日新聞)
②北海道8回(北海道新聞))⑫沖縄7回(沖縄タイムス・琉球新報)
④⑤⑥⑦愛知・岐阜・三重・東京7回(中日・東京新聞)⑩熊本6回(熊本日日新聞)
⑨福岡5回(西日本新聞)⑯新潟5回(新潟日報)⑳㉞広島・山口5回(中国新聞)
⑧岡山5回(山陽新聞)⑪鹿児島4回(南日本新聞)⑱京都4回(京都新聞)⑲兵庫4回(神戸新聞)
㉑徳島3回(徳島新聞)㉓㉔島根・鳥取3回(山陰中央新報)㉕大分3回(大分合同新聞)
㉗富山3回(北日本新聞)㉖佐賀2回(佐賀新聞)⑬山形2回(山形新聞)
⑮山梨2回(山梨日日新聞)⑭宮城2回(河北新報)㉛宮崎2回(宮崎日日新聞)
㉒愛媛2回(愛媛新聞)㉙石川2回(北國新聞)㉝青森2回(陸奥新報・東奥日報)
㉘群馬2回(上毛新聞)㊱静岡2回(静岡新聞)⑰福井2回(福井新聞)
㉚秋田(秋田魁新報)㉜岩手(岩手日報)㉟神奈川(神奈川新聞)㊲栃木(下野新聞)

日経新聞8回 朝日新聞11回 読売新聞9回 毎日新聞9回

2026年3月20日 日経新聞

2026年4月14日 高知新聞 4月15日朝日新聞

2026年4月16日 読売新聞

2026年4月16日 毎日新聞

2026年4月17日 北海道新聞

2026年4月18日 熊本日日新聞

2026年4月19日 徳島新聞

2026年4月20日 山梨日日新聞

2026年4月26日 福井新聞

2026年5月2日 中日新聞・東京新聞

2026年5月7日 南日本新聞

2026年5月12日 朝日新聞

2026年5月13日 毎日新聞

2026年5月17日 読売新聞

2026年5月19日 北海道新聞・佐賀新聞

2026年5月19日 京都新聞

2026年5月20日 西日本新聞

2026年5月20日 愛媛新聞

2026年5月23日 信濃毎日新聞

2026年5月24日 日経新聞

2026年5月26日 山陽新聞

2026年5月31日 高知新聞

2026年6月9日 読売新聞

2026年6月9日 朝日新聞

2026年6月9日 北海道新聞 中日・東京新聞 熊本日日新聞

2026年6月10日 新潟日報神戸新聞・沖縄タイムス・中国新聞・西日本新聞信濃毎日新聞

2026年6月11日 日経新聞・毎日新聞・大分合同新聞

2026年6月11日 山形新聞・河北新報・山陰中央新報

2026年6月11日 山陽新聞

2026年6月12日 朝日新聞

2026年6月13日 高知新聞・琉球新報

2026年6月14日 南日本新聞

2026年6月19日 北日本新聞

2026年6月21日 中日新聞・東京新聞

2026年6月23日 朝日新聞

2026年6月26日 毎日新聞・読売新聞・徳島新聞・沖縄タイムス

2026年6月27日 信濃毎日新聞・高知新聞・朝日新聞

2026年6月28日 日経新聞・熊本日日新聞

2026年6月30日 南日本新聞・新潟日報

2026年7月1日 読売新聞・日経新聞・毎日新聞・北海道新聞・中日・東京新聞・琉球新報

2026年7月1日 上毛新聞・佐賀新聞

2026年7月2日 高知新聞・北日本新聞・北國新聞・大分合同新聞

2026年7月2日 秋田魁新報・西日本新聞・朝日新聞

2026年7月2日 山陽新聞・京都新聞・信濃毎日新聞・山梨日日新聞・山形新聞・宮崎日日新聞

2026年7月3日 神戸新聞

2026年7月3日 中国新聞・陸奥新報

2026年7月5日 神奈川新聞

2026年7月7日 静岡新聞・河北新報

2026年7月8日 毎日新聞・南日本新聞

2026年7月9日 読売新聞・信濃毎日新聞・沖縄タイムス

2026年7月10日 朝日新聞新潟日報

2026年7月11日 高知新聞・日経新聞・読売新聞・毎日新聞・北海道新聞・琉球新報・中国新聞

2026年7月14日 熊本日日新聞信濃毎日新聞・京都新聞

2026年7月15日 愛媛新聞 

2026年7月16日 徳島新聞

2026年7月18日 日経新聞・読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・北海道新聞・北國新聞・中日・東京新聞・高知新聞・琉球新報

2026年7月18日 中国新聞・西日本新聞・東奥日報・新潟日報・信濃毎日新聞・神戸新聞・山陽新聞・山陰中央新報・宮崎日日新聞

2026年7月19日 大分合同新聞

2026年7月18日 下野新聞・上毛新聞

2026年7月19日 静岡新聞 2026年7月20日 熊本日日新聞

2026年7月25日 北海道新聞・京都新聞・沖縄タイムス

2026年7月26日 朝日新聞・毎日新聞・日経新聞・中日・東京新聞・中国新聞・西日本新聞・新潟日報・信濃毎日新聞・神戸新聞・北日本新聞・熊本日日新聞

2026年7月27日 高知新聞

2026年7月28日 読売新聞・北海道新聞・中日・東京新聞・福井新聞・高知新聞

2 件のコメント

    れいにゃん

    2026年7月29日

    地元紙高知新聞の紹介を
    ありがとうございます。27日、28日の二日連続の社説は驚きました。
    20~24日にかけて、共同通信配信の両論併記の期間だったようで、その鬱憤を晴らすかのような勢いです。
    19日の、皆さんの新聞報道記録のように、ここに記録しておきます。(19日のブログコメント欄にも同じものを投稿します。)

    7月18日
    高知新聞も4面に渡って報じました。
    見出し
    1面 改正皇室典範成立 男系養子の子 皇位継承権 5党派反対
    3面 「男尊女卑の国」世界に示す
    5面 立法府の総意瓦解 (1面使って特集)
    改正皇室典範(要旨)
    蓮舫議員の質疑(麻生関与は不適切)首相「夫婦別姓と別問題」
    海外メディアの報道紹介(ケネス・ルオフ氏も)
    ・【特別寄稿】共同通信政治部長・林浩正「象徴天皇制に禍根」
    ・大型識者談話①三浦まり「男系男子に合理性なし」
    ・大型識者談話➁君塚直隆「長子相続 欧州では常識」
    ・作家 鈴木涼美インタビュー「差別的で子に説明できず」
    16面 社説男系維持へ「総意」逸脱

    7月20日
    社会面 林真理子さん典範改正に憤る 旧宮家「赤の他人同然」

    7月21日
    総合面 御厨貴 数の力で国民置き去り

    7月23日
    社会総合面【指標】皇室典範改正(上)
    百地章「愛子天皇はありえない」

    7月24日
    社会総合面【指標】皇室典範改正(下)
    古川隆久「男女区別なく皇位継承を」
    「ただし、将来誕生する女性皇族から適応すべき」

    daigo

    2026年7月28日

    読売新聞、高知新聞、中日新聞、東京新聞、北海道新聞、福井新聞に感謝と応援のメッセージを送りました。

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