ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 34th season

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 「英雄たちの選択」(7.14)は「種子島~戦国を変えたイノベーション」でした。戦国期の種子島と屋久島の領主は種子島時尭でしたが、大隅半島の禰寝氏との抗争に敗れて屋久島を割譲するなどの苦境に立たされていた頃に鉄砲が伝わりました(1543)。ポルトガル人から鉄砲を入手した時尭は、種子島(鉄浜海岸)では砂鉄が豊富に採れたので、刀鍛冶の八板金兵衛に複製を命じました。そして何と2年後には複製が完了して改良まで施し、火薬も硝石・硫黄・木炭の絶妙な配合比率を実験の末に会得し、難しかった硝石の製造にも成功し、ついに鉄砲の完全国産化に成功しました。やがて時尭が島津氏に製造法を公開したことで全国に普及し、戦国末期には日本は世界一の鉄砲保有国(50万挺)となりました。武器保有世界一は褒められたことではないですが、技術革新を起こす力には目覚ましいものがあったわけです。

 筆者は本シリーズの 11th season18th season で、日本の近世交易史は輸入品国産化の歴史だと綴ってきました。準鎖国状態だった江戸期でも対清・対蘭貿易赤字(輸入超過)を減らして金銀流出を防ぐことが新井白石・徳川吉宗・田沼意次らの関心事であり続け、それは近代化以降の小栗忠順・渋沢栄一にも引き継がれました。

 さて、筆者は33rd seasonで、現代日本においても財政主権を手放さないためには輸入超過を減らすことが必要(外国の円準備が増加すると日本国債の海外保有率が高まる)だと述べました。今、日本の全産業分野で生産力が落ちている理由は、後継者不足(≒少子化)を原因とする廃業が相次いでいるからでしょう。こんな状態では、例えケインズ政策で一時的に消費が活性化したとしても、海外産品の消費だけが伸びて輸入超過が嵩むだけです。かつて財政家の高橋是清(ケインズより早いケインジアン)は「国力」「国民の生産力」と定義しました(※12th season参照)が、生産力を落とす(少子化を進める)原因男尊女卑だと判れば高橋も男尊女卑の超克を訴えたでしょうし、その特効薬女帝の即位だと判れば、臣・是清なら推進に動いたはずです。

 そして今、愛子天皇誕生による皇位の安定化男尊女卑の克服を目指す臣・志桜里が、参院選(投開票:7.20)の東京選挙区に無所属で立候補し、殺害予告を受けながらも演説会場を公開して選挙戦を戦っています。その覚悟戦前の国士(ナショナリスト)並だと言えましょう。    

文責:京都のS

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