「ついに時が来た!」と言える日まで歩みを止めてはならない

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 大河「べらぼう」の劇中では3人が「時が来た」という言葉を発しました。まず1人目は白河藩主・松平定信(寺田心→井上裕貴)です。田安賢丸(後の定信)は田安家(御三卿の一つ)から白河松平家へ養子に出されましたが、白河藩では天明大飢饉においても死者が出なかったという実績が買われ、老中に意見する溜間詰に抜擢されました。田安家は法蓮院(賢丸の母:花總まり)が最後の当主でしたが、断絶を受け入れる代わりに白河松平家の家格を上げ、定信が溜間詰(親藩大名以上)に参画できるように取引しました。質素倹約で白河藩を治めた定信は、反田沼(緊縮)派の大名・旗本を集めて「黒ごま結びの会」を結成し、溜間詰では蝦夷地調査(対ロ海防・新田開発)・印旛沼干拓(治水・新田開発・貧民対策)・貸金会所令(公債で集めたカネによる公的低利ローン・高利貸し排除)といった田沼意次(渡辺謙)の政策に悉く反発しました。白河藩で成功体験を得ていた定信の目標は8代吉宗の治世(朱子学奨励・質素倹約・重農主義)への回帰でした。

 2人目は、多くの人気絵師の画風に似せられる喜多川歌麿(染谷将太)が「人まね歌麿」と呼ばれ、ようやく独自色を出して売り出せる時期が来たと感じた蔦重(横浜流星)です。歌麿は母(向里祐香)に虐待されて育ち、犯罪を強要した母のヒモ(高木勝也)を殺し、明和大火の時に母を見捨てたなどの記憶から、人まね以外の絵が描けなくなっていましたが、幼少期の唐丸(渡邉斗翔)に絵を教えた鳥山石燕(妖画の巨匠:片岡鶴太郎)が「人まね歌麿」の噂を聞いて耕書堂を訪ねたことから脱皮が始まります。

 そして3人目が、数々の陰謀(田安治察を殺害・田安家断絶を画策・徳川家基を間接的に殺害・松平武元を殺害・黒幕に気付いた平賀源内を排除・一橋治済の嫡男を家治に養子入り・法蓮院と知保と松平定信の怒りを田沼に集中・佐野政言を操って田沼意知を殺害…)を巡らせて田沼を追い詰め、田沼への敵意を滾らせた松平定信を幕政に招き入れ、利根川の決壊で印旛沼干拓が頓挫することを寿ぎ、大雨の中で踊り狂う一橋治済(生田斗真)です。

 さて、リアルの現代日本では、愛子様立太子「時が来た」とは未だ言えない状態ですが、皇室典範改正が国会マターであるため、全国会議員および影響力のある個人『愛子天皇論3』を寄贈する活動は続くのです。

出来るだけ早期に「時が来た」と言うために。   

文責:京都のS

7 件のコメント

    京都のS

    2025年8月12日

     れいにゃん様、イキナリ爆笑しました。スゴイ実弾をブッ込んできましたね(笑)。
     「べらぼう」は声優の起用が多いですね。水樹奈々:智恵内子、関智一:奥村屋源六、高木渉:松村屋弥兵衛、松田洋治:村田屋治郎兵衛、中井和哉:岩戸屋源八、たか:島本須美、扇屋宇右衛門:山路和弘…。「光る君へ」も時姫役で三石琴乃が出てましたが。
     ところで、”たか”は耕書堂の家政婦らしいです。明治期の政治家や官僚の脳髄を侵していた男尊女卑は江戸期から続いていることが判りますねぇ…。

    れいにゃん

    2025年8月12日

    番外編:島本須美さんが台詞を話す「時が来た」

    京都のS

    2025年8月11日

     枯れ尾花様、※ありがとうございます。三つ目(第3の目)は表現者の資質みたいなものでしょうね。書く(描く)べきものが見えているけど、それを形に表すのは別の能力で、それらを兼ね備えた人こそが表現者なのでしょう。鳥山石燕が「一般人には見えない妖」を、葛飾北斎が「あっと言う間に形を変える波濤」を、喜多川歌麿が「女性の見せる瞬間的な表情の揺らぎ」を描き出すことを運命付けられていたわけですね。そして我らが小林先生も第3の目を持ち合わせているはずであり、小林先生の三つ目は愛子様が立太子された先を見通しておられるかもしれませんね。

    枯れ尾花

    2025年8月11日

    今週は月曜がべらぼうの日でしたね。

    歌麿が亡き母とそのひもの亡霊に悩まされ絵が描けなくなり行き詰まっていた時、グッドタイミングというか師匠、鳥山石燕が現れました。石燕は歌麿に「その目にしか見えぬものを現わしてやるのが絵師に生まれた者の務めじゃ!」と悟しましたが、恐らくはここから人まねでないオリジナルな歌麿の絵が生まれてゆくのでしょうね。
    さて、我が地元佐賀では今、北斎と広重の浮世絵展が開催されており先日、観て参りました。あの「富嶽三十六景」など直に観たのは初めてでしたけど絵心の無い私でもそれが常人では見えないものを現していることが分かったように思いましたよ。
    よしりん先生も言ってみれば現代の絵師でもあり、我々が見えていない様々な真実を観せてくれているわけですよね。
    そして正に今は多くの国会議員達が見えていない日本の皇位継承についての本当の伝統を白日の元に晒して下さっているわけですよね。

    京都のS

    2025年8月11日

     ジョージ様、※ありがとうございます。『愛子天皇論3』発売の時期が参院選と重なってしまい、公サポが山尾志桜里氏の選挙応援に全振りした感があったため、寄贈運動の滑り出しが遅れたかもしれません。でもリベラルの限界も見えたため、新たな目標も定まってきたように思えます。タイミングは大事ですね。ウッチャンナンチャンの番組に出たビビアン・スーが「タイミング♪」を歌っていました(笑)。
     田沼意知が殺されたのは日本史上の大損失だと考えています。最悪の巡り合わせ(タイミング)で起ってしまいました。アレさえ無ければ!という歴史の「If」を書いてみたのがコチラ( https://aiko-sama.com/archives/57062 )です。

    あしたのジョージ

    2025年8月11日

    この世で一番肝心なのは、素敵なタイミングと亡くなった坂本九さんが歌っていました。
    今回のべらぼうもそんな感じでしょうか。
    いい意味じゃないタイミングもあると思いますが。
    歌麿の場合は良かったですが、松平定信と一橋治済は余り良くないですね~

    愛子天皇論3の発売は、ちょうど参議院選挙の時期に重なってしまって、議員への寄贈運動が、私も含め皆さん中々出来ませんでした。
    当選した議員への寄贈を考えたら参議院選挙の後でも良かったとは思いますが。

    何にしてももう時間がないと思うので、私達一人一人が愛子天皇論3の寄贈運動をして国会議員を動かす事が肝心かなぁ〜と思いました。

    京都のS

    2025年8月11日

     掲載ありがとうございました。「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」や吉原の要素を含むブログは以下です。火曜日11時は「べらぼう」シリーズ(笑)。

    ・「『べらぼう』が始まった今だから言っておきたい平賀源内異聞」( https://aiko-sama.com/archives/48334
    ・「『光る君へ』と『べらぼう』を繋ぐレイラインと愛子天皇への道」( https://aiko-sama.com/archives/49128
    ・「『血のスペア』という非人道的システム」( https://aiko-sama.com/archives/49347
    ・「『○○売れ』とは『景気の気』」( https://aiko-sama.com/archives/50040
    ・「正しい改革も楽しませながら訴える時代だから」( https://aiko-sama.com/archives/50174
    ・「血統書付きのホシュを今すぐ終焉させよ!」( https://aiko-sama.com/archives/50602
    ・「皇室で飯食ってる奴が皇統断絶推進ってどういう了見だ!?」( https://aiko-sama.com/archives/50851
    。「愛子様は127代目として即位していただくべきでありんせんか?」( https://aiko-sama.com/archives/51467
    ・「女性皇族を地獄に置き続けたがる人非人こそ地獄へ落ちよ!」( https://aiko-sama.com/archives/51677
    ・「大切なものはパトリオットにしか守れない!」( https://aiko-sama.com/archives/52091
    ・「時代遅れの価値観が時処位に適うこともある」( https://aiko-sama.com/archives/52390
    ・「小さな柵や対立も吹き飛ばすほど大きな風を起こそう!」( https://aiko-sama.com/archives/52504
    ・「弱者権力もルッキズム批判も排し、書で以て世を耕そう!」( https://aiko-sama.com/archives/52814
    ・「皇室という光を消す男系固執派こそ『世間の外』だと知らしめよ!」( https://aiko-sama.com/archives/53108
    ・「ナショナリスト同士なら話は通じるはずだが?」( https://aiko-sama.com/archives/53490
    ・「天才が真相に肉薄した稀代の作品を携えて進もう!」( https://aiko-sama.com/archives/53930
    ・「身近に感じられるからこそ素朴な尊皇心が育まれる」( https://aiko-sama.com/archives/54451
    ・「精神疾患に追い込む凄惨な扱いは今すぐ止めよ!」( https://aiko-sama.com/archives/54725
    ・「巡る因果は恨みより恩!~国民と触れ合った戦後の皇室」( https://aiko-sama.com/archives/55257
    ・「目出てぇ結果を目指してポジティブに動いていこう!」( https://aiko-sama.com/archives/55635
    ・「愛子様の立太子・即位は『そう来たか』ではなく唯一解だ!」( https://aiko-sama.com/archives/56016
    ・「1章と3章の壁をUNBOUNDするのは両者の思いだけ!」( https://aiko-sama.com/archives/56404
    ・「生まれ育ちに関わりなく身分差をUnboundする方法はただ一つ!」( https://aiko-sama.com/archives/56729
    ・「レイシストやミソジニストに国ごと潰される未来を望みますか?」( https://aiko-sama.com/archives/56997
    ・「そのUNBOUNDに国民の総意は出来ている!」( https://aiko-sama.com/archives/57232
    ・「有権者は目利きたるべし!―基準は金や米に非ず」( https://aiko-sama.com/archives/57536
    ・「人として話にならない奴が跋扈する令和の政界」( https://aiko-sama.com/archives/57881
    ・「『志』が伝播する限り希望は消えない!」( https://aiko-sama.com/archives/58519
    ・「状況(時処位)が変われば対応(バランスの取り方)を変えるしかない」( https://aiko-sama.com/archives/58924

    ・「野暮天としての男系固執派は己のカッコ悪さに気付こう!」( https://aiko-sama.com/archives/55150
    ・「大切な価値を未来に残すには因習の排除が不可欠」( https://aiko-sama.com/archives/55521
    ・「『光る君へ』から皇族女子の生き辛さを思う 2nd season」( https://aiko-sama.com/archives/37751
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 11th season」( https://aiko-sama.com/archives/46948
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 15th season」( https://aiko-sama.com/archives/48744
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 17th season」( https://aiko-sama.com/archives/50633
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 18th season」( https://aiko-sama.com/archives/51972
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 22nd season」( https://aiko-sama.com/archives/53796
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 25th season」( https://aiko-sama.com/archives/54670
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 27th season」( https://aiko-sama.com/archives/55913
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 28th season」( https://aiko-sama.com/archives/56530
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 30th season」( https://aiko-sama.com/archives/56733
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 31st season」( https://aiko-sama.com/archives/57062
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 35th season」( https://aiko-sama.com/archives/58236

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