
一般的に時勢は不可逆的でダイナミックな時代の変化、時流は一時的な風潮だと理解されます。ビジネス界隈では「時流に乗って商機を逃すな」と言われ、また「グローバリゼーションは時代の趨勢(時勢)だから適応しろ」とも言われてきました。
ところで、右派界隈では「先の大戦で散った先人たちの遺産を無駄にするな」と言いがちですが、この「先人たちが戦って得た遺産」とは何だったのでしょうか。自称ホシュ言論人が旧敵国に従属する姿勢を隠しもしない惨状を診つつ意地悪く言えば、それは(実際に戦ったか否かに関わらず)男が女に対して威張る権利だとしか思えません。しかし、実際に戦場で戦ったことが無く、戦った先人を顕彰も出来ず、無条件に非難したり自己を底上げする道具に使ったりする男には男尊女卑的に振る舞う資格など絶無です。
さて、2025年は昭和100年だと言われますが、従軍した先人(男)たちが現役を引退していった昭和後期は、男が男尊女卑的に振る舞うことが許されなくなる画期(時代の転換期)だったと言えます。この時勢に逆らって維持されてきたのが「男社会」や「家制度」であり、その維持には財政法4条下での不完全なケインズ政策も便利使いされてきたと言えます。
時勢(時代と位相の変化)に堪えない男尊女卑の維持に利用されてきたケインズ政策は、実は時流に過ぎなかったネオリベ緊縮グローバリズムによって徹底破壊され、家族や共同体から遊離した個人は交換可能な人材として扱われました。それに対して反発する時流を眺めつつ自称ホシュがネオリベからケインズ政策に宗旨替えを図ろうとして起こった現象が参政党・国民民主党の躍進や高市政権の誕生だったと言えます。
自称ホシュ(親米か反米かを問わず)は、男尊女卑の象徴としての皇統男系主義と男尊女卑の維持に利用できるケインズ政策とを得手勝手にパッケージングし、安倍晋三が愛した昭和30年代への回帰を安倍チルドレン(高市早苗)政権に託したわけです。しかし、グローバリズム(時流)に固執する維新との連立は同床異夢であり、また男尊女卑の解消(時勢)に対して反時代的でありたいなら正統にして正当な大義が不可欠ですが、皇統の安定化には女系公認こそが正統な唯一解であり、少子化を止めるには男尊女卑の解除こそが正当な唯一解(※移民受入という特殊解は時勢に堪えない)ですから、自称ホシュと高市政権の政策は偽であると証明完了(QED)です。
文責:京都のS
1 件のコメント
京都のS
2025年11月9日
ふぇい様、掲載ありがとうございます。これは本来「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する!」シリーズの第45弾なので、1~44を以下にリンクしておきます。
高市氏は靖国を参らず、村山談話を継承し、安倍晋三路線をひた走るようです。ネトウヨの歓心をお手軽に調達できる皇統男系主義や男尊女卑の維持に固執するでしょうね。
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する!1st season」( https://aiko-sama.com/archives/36871 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する!2nd season」( https://aiko-sama.com/archives/37083 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する!3rd season」( https://aiko-sama.com/archives/38400 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する!4th season」( https://aiko-sama.com/archives/42223 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 5th season」( https://aiko-sama.com/archives/43664 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 6th season」( https://aiko-sama.com/archives/46020 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 7th season」( https://aiko-sama.com/archives/46118 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 8th season」( https://aiko-sama.com/archives/46543 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 9th season」( https://aiko-sama.com/archives/46734 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 10th season」( https://aiko-sama.com/archives/46928 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 11th season」( https://aiko-sama.com/archives/46948 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 12th season」( https://aiko-sama.com/archives/47573 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 13th season」( https://aiko-sama.com/archives/47597 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 14th season」( https://aiko-sama.com/archives/48337 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 15th season」( https://aiko-sama.com/archives/48744 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 16th season」( https://aiko-sama.com/archives/50146 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 17th season」( https://aiko-sama.com/archives/50633 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 18th season」( https://aiko-sama.com/archives/51972 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 19th season」( https://aiko-sama.com/archives/52872 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 20th season」( https://aiko-sama.com/archives/53304 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 21st season」( https://aiko-sama.com/archives/53746 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 22nd season」( https://aiko-sama.com/archives/53796 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 23rd season」( https://aiko-sama.com/archives/53979 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 24th season」( https://aiko-sama.com/archives/54238 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 25th season」( https://aiko-sama.com/archives/54670 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 26th season」( https://aiko-sama.com/archives/54677 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 27th season」( https://aiko-sama.com/archives/55913 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 28th season」( https://aiko-sama.com/archives/56530 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 29th season」( https://aiko-sama.com/archives/56568 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 30th season」( https://aiko-sama.com/archives/56733 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 31st season」( https://aiko-sama.com/archives/57062 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 32nd season」( https://aiko-sama.com/archives/57766 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 33rd season」( https://aiko-sama.com/archives/57929 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 34th season」( https://aiko-sama.com/archives/58076 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 35th season」( https://aiko-sama.com/archives/58236 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 36th season」( https://aiko-sama.com/archives/58749 )
・「『中二病』に『保守』は難しい(C37)」( https://aiko-sama.com/archives/59090 )
・「シラケた日本国民を活気づける画期は愛子様の立太子!(C38)」( https://aiko-sama.com/archives/59990 )
・「皇統断絶の仕掛人を『ええじゃないか』と許すのか!?(C39)」( https://aiko-sama.com/archives/60908 )
・「問題は血筋ではない、皇位継承なのだ(C40)」( https://aiko-sama.com/archives/61089 )
・「数百年前に分岐した2家を合流させたがる不自由集団(C41)」( https://aiko-sama.com/archives/61438 )
・「近代史の悲劇は『血のスペア』という非道なシステムが原因では?(C42)」( https://aiko-sama.com/archives/61615 )
・「第一義は『女系を認めずして安定継承なし』(C43)」( https://aiko-sama.com/archives/61781 )
・「『西部邁の弟子』と『保守』の看板を下ろすべきでは?(C44)」( https://aiko-sama.com/archives/62825 )
他にケインズ主義について書いた記事は以下です。
・「インペリアル・グローバリズムという悪夢2」( https://aiko-sama.com/archives/33381 )
・「時処位の変化と制度改革」( https://aiko-sama.com/archives/32084 )
・「歴史から自由になった日本人民は皇室を戴けるか?(下)」( https://aiko-sama.com/archives/22681 )
・「権力者・愛子天皇の治世を仮想してみれば…」( https://aiko-sama.com/archives/22571 )
・「齟齬が生じたなら万難を排して改めよ!」( https://aiko-sama.com/archives/34107 )
・「思想マトリックスに皇統問題を加味してみた(表)」( https://aiko-sama.com/archives/29761 )
・「博愛と競合の間(余)~圧倒的に節度が足りない!」( https://aiko-sama.com/archives/37381 )
・「合理と感情の間~良識なき言論人を葬送せよ!」( https://aiko-sama.com/archives/38156 )