「ぬらくら」や「トンチキ」のまま一生を終えて良いのか?

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 大河「べらぼう」では、「褌守」こと松平定信(井上裕貴)をからかうために蔦重(横浜流星)が出した黄表紙の一つ『文武二道万石通』(朋誠堂喜三二著)が大ヒットしました。その内容は、時は鎌倉期、畠山重忠(松平定信)が源頼朝(徳川家斉)に進言し、文武に秀でた武士と両方ダメな”ぬらくら”に分け、さらに”ぬらくら”を文武どちらかに振り分けようとしても時間の無駄だったという定信の文武奨励策への風刺ですが、応援されたと誤解した定信は改革を強く推進しました。蔦重や喜三二(尾身としのり)の皮肉は伝わりませんでした。

 同時に出た中で最も売れ行きの悪い『悦贔屓蝦夷押領』の著者・恋川春町(岡山天音)は不満でしたが、主君の駿河小島藩主・松平信義(林家正蔵)から「皮肉が効いて面白い」と言われ気を取り直しました。その内容は、鎌倉期、畠山重忠(定信)が源義経(田沼意次)に命じて蝦夷地を占領させ、それを自分の手柄のように横領して源頼朝(家斉)に献上するという、他人の褌で相撲を取る定信(天明打毀を収めたのは意次)への皮肉ですが、これは同時に蝦夷松前藩主(えなりかずき)まで怒らせそうな代物です。また信義は、定信の意図が”ぬらくら”に伝わっていない可能性を示唆し、事実これまでサボってきた武士が道場に通い『論語』を読んでも、”ぬらくら”は自分が偉くなったと誤解して尊大に振舞うトンチキ武士になっただけでした。

 定信に皮肉が通じなかった蔦重は、『鸚鵡言』(松平定信著)の一節「治国の術は凧揚げに似る」(政治は風など諸条件を考慮すべき)を、「凧を揚げたら国が治まる」という世間の誤解を使って著者を皮肉『鸚鵡返文武二道』の出版を決めました。権力者や世間が誤読するなら、さらに工夫して真意を伝えようと試みる言論人の気概が感じられます。

 さて、リアルの現代日本では、出した本の真意が権力者や世間に伝わっていないと感じたなら、稀代の言論人・小林よしのり先生『天皇論』『昭和天皇論』『新天皇論』『愛子天皇論1~3』『神功皇后論』…と、手を変え品を変え訴え続けます。皇族方の御意向を拝察したからこそ小林先生は全力で応えるわけです。だから、自分は”ぬらくら”じゃない!”ぬらくら”のままでは嫌!という人は『愛子天皇論3』寄贈運動に参戦すべきなのです。そうすれば、やがて劇中の喜多川歌麿(染谷将太)&清(きよ:藤間爽子)みたいに誤解なく心が伝わる相手と巡り会えるかもしれません。   

文責:京都のS

5 件のコメント

    京都のS

    2025年9月17日

     枯れ尾花様、※ありがとうございます。まさに想定したのが「『戦争論』を誤読したネトウヨ達」です。当時の最高権力者である「トンチキ定信」は、やはり『戦争論』を誤読したであろう故安倍晋三ら与党の重鎮らとも重なります(笑)。

    白鳥健治@磯村勇斗「それが愛子様にとっても国民にとっても幸いなのですね」(by「僕達はこの星の校則をまだ知らない」)

     「国宝」、観ましたよ。血統(横浜流星)よりスピリットの継承(吉沢亮)が大事って観点から一本ブログを書こうとも考えましたが、同時期に観た「フロントライン」の方が書きやすかったので、そっちを書きました。「ダイヤモンド級のプリンセスを戴くために」( https://aiko-sama.com/archives/57272 )です。

    京都のS

    2025年9月17日

     ジョージ様、※ありがとうございます。『愛子天皇論3』を寄贈する活動は確かにカネ・暇・労力などを要しますが、作者の小林先生は命を削るような創作活動を続けておられますね。でも裏を返せば、命を削るほど打ち込まないと実存ってやつは得られないのかもしれませんね。

    枯れ尾花

    2025年9月16日

    よしりん先生の著書の真意が世間に伝わっていないというのはほんと「戦争論」を誤読したネトウヨ達を見るとよくわかりますね。
    先生の渾身の作品である天皇論シリーズ、「愛子天皇論」の真意が国政を預かる議員達に伝わり男系固執の呪縛から解き放たれることを期待します。

    それにしても歌麿、おきよさんと出逢えてよかった~っ!「おきよがいたから幸せって何か分かった。そしたら幸せじゃなかったことも絵にすることができた。」だって。泣かせるね~っ♪「愛子様がいたから国民にとって何が幸せなのかわかった。そしたら男系固執だと全然幸せにならないことも絵にすることができた(by
    よしりん先生)」なんてセリフが浮かんじゃいましたばい(偉そうに言ってすみま千円)。

    話は変わりますが、昨日このサイトでも話題になっていた「国宝」観てきましたよ。なんと意次と蔦重、ここでは歌舞伎役者の親子で出演されてたじゃないですか!3時間があっという間でしたな。とにかく映像が素晴らしかった!

    あしたのジョージ

    2025年9月16日

    今回のべらぼうは、私もぬらくらなのかトンチキなのかよく分かってませんでしたが、京都のSさんの解説でなんとなく分かりました。

    蔦重達も命がけの出版になってきましたね~
    来週の予告を観ていたら……

    命がけというと小林よしのり先生ですね~ まさに命を削って本を書いています。
    そんな小林よしのり先生の命がけの本を国会議員などに寄贈するのが、私達に出来る事ですね~

    京都のS

    2025年9月16日

     掲載ありがとうございました。火曜11時は「べらぼう」シリーズです(笑)。

    ・「『べらぼう』が始まった今だから言っておきたい平賀源内異聞」( https://aiko-sama.com/archives/48334
    ・「『光る君へ』と『べらぼう』を繋ぐレイラインと愛子天皇への道」( https://aiko-sama.com/archives/49128
    ・「『血のスペア』という非人道的システム」( https://aiko-sama.com/archives/49347
    ・「『○○売れ』とは『景気の気』」( https://aiko-sama.com/archives/50040
    ・「正しい改革も楽しませながら訴える時代だから」( https://aiko-sama.com/archives/50174
    ・「血統書付きのホシュを今すぐ終焉させよ!」( https://aiko-sama.com/archives/50602
    ・「皇室で飯食ってる奴が皇統断絶推進ってどういう了見だ!?」( https://aiko-sama.com/archives/50851
    。「愛子様は127代目として即位していただくべきでありんせんか?」( https://aiko-sama.com/archives/51467
    ・「女性皇族を地獄に置き続けたがる人非人こそ地獄へ落ちよ!」( https://aiko-sama.com/archives/51677
    ・「大切なものはパトリオットにしか守れない!」( https://aiko-sama.com/archives/52091
    ・「時代遅れの価値観が時処位に適うこともある」( https://aiko-sama.com/archives/52390
    ・「小さな柵や対立も吹き飛ばすほど大きな風を起こそう!」( https://aiko-sama.com/archives/52504
    ・「弱者権力もルッキズム批判も排し、書で以て世を耕そう!」( https://aiko-sama.com/archives/52814
    ・「皇室という光を消す男系固執派こそ『世間の外』だと知らしめよ!」( https://aiko-sama.com/archives/53108
    ・「ナショナリスト同士なら話は通じるはずだが?」( https://aiko-sama.com/archives/53490
    ・「天才が真相に肉薄した稀代の作品を携えて進もう!」( https://aiko-sama.com/archives/53930
    ・「身近に感じられるからこそ素朴な尊皇心が育まれる」( https://aiko-sama.com/archives/54451
    ・「精神疾患に追い込む凄惨な扱いは今すぐ止めよ!」( https://aiko-sama.com/archives/54725
    ・「巡る因果は恨みより恩!~国民と触れ合った戦後の皇室」( https://aiko-sama.com/archives/55257
    ・「目出てぇ結果を目指してポジティブに動いていこう!」( https://aiko-sama.com/archives/55635
    ・「愛子様の立太子・即位は『そう来たか』ではなく唯一解だ!」( https://aiko-sama.com/archives/56016
    ・「1章と3章の壁をUNBOUNDするのは両者の思いだけ!」( https://aiko-sama.com/archives/56404
    ・「生まれ育ちに関わりなく身分差をUnboundする方法はただ一つ!」( https://aiko-sama.com/archives/56729
    ・「レイシストやミソジニストに国ごと潰される未来を望みますか?」( https://aiko-sama.com/archives/56997
    ・「そのUNBOUNDに国民の総意は出来ている!」( https://aiko-sama.com/archives/57232
    ・「有権者は目利きたるべし!―基準は金や米に非ず」( https://aiko-sama.com/archives/57536
    ・「人として話にならない奴が跋扈する令和の政界」( https://aiko-sama.com/archives/57881
    ・「『志』が伝播する限り希望は消えない!」( https://aiko-sama.com/archives/58519
    ・「状況(時処位)が変われば対応(バランスの取り方)を変えるしかない」( https://aiko-sama.com/archives/58924
    ・「『ついに時が来た!』と言える日まで歩みを止めてはならない」( https://aiko-sama.com/archives/59197
    ・「スペアの恨みを皇室に向ける奴と男尊女卑を尊皇で粉飾する奴」( https://aiko-sama.com/archives/59481
    ・「因習を解除するための世を正す活動に参加すべし!」( https://aiko-sama.com/archives/59811
    ・「『良い顔』で逝けるために今すべきことは?」( https://aiko-sama.com/archives/60249
    ・「世の大方に埋没せず『愛子天皇論3』で以て抗おう!」( https://aiko-sama.com/archives/60656

    ・「野暮天としての男系固執派は己のカッコ悪さに気付こう!」( https://aiko-sama.com/archives/55150
    ・「大切な価値を未来に残すには因習の排除が不可欠」( https://aiko-sama.com/archives/55521
    ・「江戸後期の偉大な女帝に続くべきは愛子天皇」( https://aiko-sama.com/archives/59792
    ・「『光る君へ』から皇族女子の生き辛さを思う 2nd season」( https://aiko-sama.com/archives/37751
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    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 15th season」( https://aiko-sama.com/archives/48744
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 17th season」( https://aiko-sama.com/archives/50633
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 18th season」( https://aiko-sama.com/archives/51972
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 22nd season」( https://aiko-sama.com/archives/53796
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 25th season」( https://aiko-sama.com/archives/54670
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 27th season」( https://aiko-sama.com/archives/55913
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 28th season」( https://aiko-sama.com/archives/56530
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 30th season」( https://aiko-sama.com/archives/56733
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 31st season」( https://aiko-sama.com/archives/57062
    ・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 35th season」( https://aiko-sama.com/archives/58236
    ・「シラケた日本国民を活気づける画期は愛子様の立太子!(C38)」( https://aiko-sama.com/archives/59990

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