
大河「べらぼう」では、山東京伝(北尾政演:古川雄大)が書いた『心学早染艸』の出来が良く(今も通用する善玉VS悪玉の元ネタ)、しかも褌守(松平定信:井上裕貴)を持ち上げる内容だったため、恋川春町(岡山天音)の仇討に燃える蔦重(横浜流星)は激怒しました。各々の大義は蔦重が「褌を担げば戯けられない世になる」、京伝が「黄表紙を先細らせないために内容に拘るべきじゃない」です。
その頃、江戸市中では倹約令への不満を爆発させた民が「悪玉提灯」を持って暴れ回っていました。これはリアルの財務省解体デモや参政党支持者を思わせます。定信は長谷川平蔵(中村隼人)に人足寄場(悪党更生施設)の建設を命じました。
鶴屋(風間俊介)が蔦重と京伝との仲直りの場を設けますが、京伝が「浮雲みたいに生きたい」と言うと、重三は「遊ぶな働け戯けるなって中で、どうやって浮雲みたいに生きてくんだ?」と返し、続けて「手前がその生き方できてたのは先にその道を生きてきた奴が居るからだろうが!…今こそ手前が踏ん張る番じゃねぇのか?」と言い放ちました。つまり政演はフリーライダーであり、『戦争論』で安全確認してから右派発言を始めたネトウヨと同様でした。
奉行所から出版統制令(黄表紙の新作を出すな)の触書が出ると、蔦屋と鶴屋は出版に携わる人々を集めて対策を発表しました。それは触書の抜け穴(新作を出す時は指図を受けろ)を利用し、江戸中の本屋が大量の草稿を抱えて奉行所に押し掛ける手でした。難色を示す者が出る中、多くの弟子を抱える勝川春章(前野朋哉)と北尾重政(橋本淳)が協力を申し出ました。その道を生きてきた
吉原から返金(花ノ井に貢いだ50両:賂)を受けた平蔵は、定信と面会した際に出版統制令と本屋に話題が及ぶと「本など上方に任せればよい」と言い、訝る定信に「実は今、上方の本屋が江戸に進出し、江戸で新刊が出せないなら上方が黄表紙も錦絵も作るようになる…
さて、リアルのネトウヨ政治屋にナショナルな存在(天皇・皇室)は守れましょうや?
文責:京都のS
5 件のコメント
京都のS
2025年10月12日
ジョージ様、※ありがとうございました。結局、蔦重は「春町の仇討ち(戯けられる世を守る)」<「表現の形は変わっても黄表紙という型を守る」という考えに変わりました。歴史的に見ても優先順位として正解でした。西部邁の弟子を僭称する高市推しの言論人に「『優先順位』とか『時処位』とかを考えろ!」と言いたいですね。
京都のS
2025年10月12日
枯れ尾花様、※ありがとうございました。「政演=ネトウヨ体質」と言いましても、リアルのネトウヨは基本的にモテません。モテまくる政演と比べなくても(笑)。お久しぶりの西村屋は、これから錦絵で蔦重と覇権を争うことになりそうです。それには清(きよ)の死を乗り越えた歌麿の力が不可欠ですね。
あしたのジョージ
2025年10月11日
パソコン修理、無事に終了して良かったですね~
今回のべらぼうでは、何を守り抜いて何を変えなければいけないという選択は難しいなぁ〜と思いました。
蔦重の言う事も分かるし京伝の言う事も分かります。
常に先を見据えて行動しなければいけないかなぁ〜と思います。
あの時代に色んな人達がいた中で、蔦屋重三郎や山東京伝が今でも語り継がれるような存在なのは、守るべきものを最後まで守り抜いた人達だったからではないでしょうか。
ネトウヨ政治屋にはそれはないと思います。
悪い意味で語り継がれる政治屋は沢山いると思いますが。
枯れ尾花
2025年10月11日
京都のS様、無事パソコン復活されたようでなによりでした。
この回は久方ぶりの鱗形屋に会えましたし( 白髪増えてたのが時間の流れを感じさせました、演出が細かい!)、蔦重はいつもの如く、彼と協力し合う鶴屋さんもネトウヨ体質から目覚めた政演も、蔦重に頼まれて定信を言葉巧みに誘導する平蔵も皆がカッコよかったです。
意気に感じたりパトリオティズムを刺激されて動きだす人は見ているとこっちまで気分が高揚してきますな。
ただ、一方ではおきよさんに死なれた歌麿が可哀想で。それでも彼は彼女の死を乗り越えて後世に残る浮世絵師になってゆくのですかね。でもおきよさん、辛い人生だったろうけど最期に歌麿と一緒に居られて良かった。
京都のS
2025年10月11日
掲載ありがとうございました。今週は大いに遅れた「べらぼう」シリーズです(笑)。
・「『べらぼう』が始まった今だから言っておきたい平賀源内異聞」( https://aiko-sama.com/archives/48334 )
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・「大切なものはパトリオットにしか守れない!」( https://aiko-sama.com/archives/52091 )
・「時代遅れの価値観が時処位に適うこともある」( https://aiko-sama.com/archives/52390 )
・「小さな柵や対立も吹き飛ばすほど大きな風を起こそう!」( https://aiko-sama.com/archives/52504 )
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・「生まれ育ちに関わりなく身分差をUnboundする方法はただ一つ!」( https://aiko-sama.com/archives/56729 )
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・「そのUNBOUNDに国民の総意は出来ている!」( https://aiko-sama.com/archives/57232 )
・「有権者は目利きたるべし!―基準は金や米に非ず」( https://aiko-sama.com/archives/57536 )
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