
大河「べらぼう」では、清(藤間爽子)を亡くした喜多川歌麿(染谷将太)が蔦重(横浜流星)から離れ、下野国栃木の豪商(益子卓郎)の屋敷に襖絵を描くために逗留していました。松平定信(井上裕貴)による出版統制下で好色本を出した廉で蔦屋耕書堂は身上半減(財産半没収)の刑を食らい、倹約と出版統制のせいで黄表紙も錦絵も低調な中、蔦重は経営を立て直すべく新機軸を探りました。断筆中の山東京伝(古川雄大)から紹介された滝沢瑣吉(後の曲亭馬琴:津田健次郎)と勝川春章(前野朋哉)の弟子・春朗(後の葛飾北斎:くっきー!)を組ませて黄表紙を書かせようとしますが、2人の相性は最悪でした。
同じ頃、義兄の次郎兵衛(中村蒼)から吉原でも大流行の観相学を紹介された蔦重は、女の心情や性質まで描き出す歌麿の画才と組み合わせることを思い付きました。しかし、清の後を追おうとした歌麿に蔦重が掛けた言葉は「お前は鬼の子なんだ、生き残って命を描くんだ」で、「鬼の子」は明和大火の折に歌麿が実母を見捨てて逃げた時に掛けられた呪詛の言葉でした。歌麿と対面した重三は例の言葉を詫び、「うちから錦絵を出してほしい」「お前を当代一の絵師にする」と訴えますが、歌麿は「蔦屋を救う当たりが欲しいだけ」「私を売り出すことで再び『蔦重ここにあり』と見せ付けたいだけ」と冷静に返しました。
また「もう女は描かない」「お清は喜ばない」とも言うので、重三は「お前の絵が好きな奴は、
才能の有る表現者の創作意欲・表現意欲は消費者に望まれる限り尽きず、それを禁止する定信的野暮は許されません。田沼意次の治世では自由と規制の平衡から生まれる活力に満ちていました。リアルの現代日本では、『愛子天皇論』や『神功皇后論』のように公に資する表現なら猶のこと規制は許されず、また贔屓筋なら寄贈運動などを通じて作者の意欲をより高めるべきでしょう。
文責:京都のS
7 件のコメント
京都のS
2025年10月22日
ちなみに釜屋伊兵衛(U事工事・益子)の求めで喜多川歌麿が逗留した「栃木宿」は下野国(現栃木県)にある宿場町で、中山道から分岐して日光東照宮に至る「日光例幣使街道」沿いにある交通の要衝です。江戸に物産を供給する中継点なので川沿いに藏が立ち並ぶ美しい街並みです。
京都のS(サタンのSじゃねーし)
2025年10月22日
ジョージ様、※ありがとうございました。歌麿の蔦重を恋い慕う気持ちは清の死を以て復活しました。戯作者見習い兼手代の滝沢瑣吉は流行りの観相学から「歌麿は男色(なんしょく)の相」だと言い当てました。平賀源内も男色でした(劇中でも史実でも)から、同性愛は歴史的にも普遍的だったと示してくれていますね。
ところで「ぼくたちん家」(土10・日テレ)はゲイカップル(及川光博&手越祐也)とトー横キッズ(白鳥玉季)の物語で、「小さい頃は、神様がいて」(木10・フジ)にはレズカップル(小野花梨&石井杏奈)が登場します。男系固執者的・統一協会的な偽規範は退潮してきました。そろそろ、高市が下手こいたら、雪崩を打って転向するかもしれませんね(笑)。
あしたのジョージ
2025年10月22日
今回のべらぼうは、蔦重の何があっても諦めない転んでもただで起きない強い精神で、歌麿を口説き落としてまた自分のところで絵を描かせるようにしてしまったところが、凄いなぁ〜と思いましたね~
歌麿の蔦重を想う気持ちに気づいてないところが何とも切ないなぁ〜🥹
高市早苗が首相になって愛子天皇の道がまた遠のきましたが、私達も蔦重を見習って決して諦めてはいけませんね~
京都のS
2025年10月21日
曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」については「C 6th season」( https://aiko-sama.com/archives/46020 )をご覧ください。
京都のS
2025年10月21日
滝沢S吉「枯れ尾花さん、残念ですが、ここからは時間外労働です」
※ありがとうございます。ついに出ましたね。曲亭馬琴(津田健次郎)と葛飾北斎(くっきー!)が。
さて、北斎は68才の時に脳卒中を患いますが、後遺症などをを自力で治し、それから「富岳三十六景」シリーズを開始し、90才で死ぬまで画業を続けました。あれ?70前後に脳溢血?新シリーズを開始?じゃあ小林先生も90才まで漫画業を続け、「漫画狂老人マジ卍」とか名乗ってほしいですね(笑)。
頭山満は89才で亡くなりました。Cイーストウッドは90才を超えても映画監督を続けそうな勢いです。パワフルな人は行けるところまでイケそうですね。
枯れ尾花
2025年10月21日
よしりん先生の贔屓筋のもんです!
今回、まさか馬琴の口から七海さん( 又はノブァク )の声が聴かれるとは…
先日観に行った北斎、広重の浮世絵展で最初、春朗やら卍の画号が一体どっちやねんと思っていましたけど、北斎はこれら以外にも何度か画号を変えているんですね。その時から大分変わった人物だったんだろうなあと想像はしていましたが、まさか配役がクッキーだったとは…
確かにこれ程変わった( 逸脱した )芸能人はいないですかね、グッドチョイスと納得です。
さて、いよいよ歌麿の大首絵が世に出ますね。歌麿に愛子様の絵を描いて欲しかった、なんてのは言っちゃまずいですかな?
京都のS
2025年10月21日
掲載ありがとうございました。火曜日11時は「べらぼう」シリーズです(笑)。
・「『べらぼう』が始まった今だから言っておきたい平賀源内異聞」( https://aiko-sama.com/archives/48334 )
・「『光る君へ』と『べらぼう』を繋ぐレイラインと愛子天皇への道」( https://aiko-sama.com/archives/49128 )
・「『血のスペア』という非人道的システム」( https://aiko-sama.com/archives/49347 )
・「『○○売れ』とは『景気の気』」( https://aiko-sama.com/archives/50040 )
・「正しい改革も楽しませながら訴える時代だから」( https://aiko-sama.com/archives/50174 )
・「血統書付きのホシュを今すぐ終焉させよ!」( https://aiko-sama.com/archives/50602 )
・「皇室で飯食ってる奴が皇統断絶推進ってどういう了見だ!?」( https://aiko-sama.com/archives/50851 )
。「愛子様は127代目として即位していただくべきでありんせんか?」( https://aiko-sama.com/archives/51467 )
・「女性皇族を地獄に置き続けたがる人非人こそ地獄へ落ちよ!」( https://aiko-sama.com/archives/51677 )
・「大切なものはパトリオットにしか守れない!」( https://aiko-sama.com/archives/52091 )
・「時代遅れの価値観が時処位に適うこともある」( https://aiko-sama.com/archives/52390 )
・「小さな柵や対立も吹き飛ばすほど大きな風を起こそう!」( https://aiko-sama.com/archives/52504 )
・「弱者権力もルッキズム批判も排し、書で以て世を耕そう!」( https://aiko-sama.com/archives/52814 )
・「皇室という光を消す男系固執派こそ『世間の外』だと知らしめよ!」( https://aiko-sama.com/archives/53108 )
・「ナショナリスト同士なら話は通じるはずだが?」( https://aiko-sama.com/archives/53490 )
・「天才が真相に肉薄した稀代の作品を携えて進もう!」( https://aiko-sama.com/archives/53930 )
・「身近に感じられるからこそ素朴な尊皇心が育まれる」( https://aiko-sama.com/archives/54451 )
・「精神疾患に追い込む凄惨な扱いは今すぐ止めよ!」( https://aiko-sama.com/archives/54725 )
・「巡る因果は恨みより恩!~国民と触れ合った戦後の皇室」( https://aiko-sama.com/archives/55257 )
・「目出てぇ結果を目指してポジティブに動いていこう!」( https://aiko-sama.com/archives/55635 )
・「愛子様の立太子・即位は『そう来たか』ではなく唯一解だ!」( https://aiko-sama.com/archives/56016 )
・「1章と3章の壁をUNBOUNDするのは両者の思いだけ!」( https://aiko-sama.com/archives/56404 )
・「生まれ育ちに関わりなく身分差をUnboundする方法はただ一つ!」( https://aiko-sama.com/archives/56729 )
・「レイシストやミソジニストに国ごと潰される未来を望みますか?」( https://aiko-sama.com/archives/56997 )
・「そのUNBOUNDに国民の総意は出来ている!」( https://aiko-sama.com/archives/57232 )
・「有権者は目利きたるべし!―基準は金や米に非ず」( https://aiko-sama.com/archives/57536 )
・「人として話にならない奴が跋扈する令和の政界」( https://aiko-sama.com/archives/57881 )
・「『志』が伝播する限り希望は消えない!」( https://aiko-sama.com/archives/58519 )
・「状況(時処位)が変われば対応(バランスの取り方)を変えるしかない」( https://aiko-sama.com/archives/58924 )
・「『ついに時が来た!』と言える日まで歩みを止めてはならない」( https://aiko-sama.com/archives/59197 )
・「スペアの恨みを皇室に向ける奴と男尊女卑を尊皇で粉飾する奴」( https://aiko-sama.com/archives/59481 )
・「因習を解除するための世を正す活動に参加すべし!」( https://aiko-sama.com/archives/59811 )
・「『良い顔』で逝けるために今すべきことは?」( https://aiko-sama.com/archives/60249 )
・「世の大方に埋没せず『愛子天皇論3』で以て抗おう!」( https://aiko-sama.com/archives/60656 )
・「『ぬらくら』や『トンチキ』のまま一生を終えて良いのか?」( https://aiko-sama.com/archives/61009 )
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・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 22nd season」( https://aiko-sama.com/archives/53796 )
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・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 28th season」( https://aiko-sama.com/archives/56530 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 30th season」( https://aiko-sama.com/archives/56733 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 31st season」( https://aiko-sama.com/archives/57062 )
・「ケインジアン双系派がケインジアン男系派を駆逐する! 35th season」( https://aiko-sama.com/archives/58236 )
・「シラケた日本国民を活気づける画期は愛子様の立太子!(C38)」( https://aiko-sama.com/archives/59990 )
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